太古の人類が火を発見したり、道具を発明したことなどは、最もクリエイティブな行為のひとつと言えるのではないでしょうか。暗い、寒い、危険、不便といった現状に対する不満があり、なんとかそれを打開しようという思いから、アイデアを検証してブラッシュアップする作業を繰り返した結果、人類の生活レベルが劇的に向上したのではないかと思います。(佐藤可士和)
佐藤可士和のクリエイティブシンキングの内容を実践すると
アイデアが簡単に作れるようになり、ビジネスが面白くなります。
世の中に自分の価値を提供し、人々に貢献できるようになると人生を楽しくできます。
佐藤可士和氏は本書で、クリエイティブシンキングを以下のように定義しています。
クリエイティブシンキング=創造的な考え方で、問題を解決すること
問題を解決するためには、まずは過去の慣習や業界の常識を疑うことです。
当たり前のことを疑うことを、前提を疑うこと習慣にすることで
問題解決の糸口が見えてくるのです。
まずは、なぜ?と現状を疑うことから始めてみましょう!
佐藤可士和のクリエイティブシンキング [ 佐藤可士和 ] |
また、疑問点を解決するための仮説を言語化して、周りに確認するのです。
クライアントや関係者と意見をすり合わせて、イメージを近づけることで
そのアイデアが正しいのかが見えてきます。
こう考えると、クリエイティブマインドを鍛えるためには
コミュニケーション能力が大事だとわかります。
悩んだら書き出して、自分の気持ちを整理してみましょう。
言語化したり、イメージをイラストに書き出すことで
脳がアクティブに動き出し、そこから新たなアイデアが生まれてくるのです。
佐藤可士和氏はブログやツイッターでの発信も 意味があると以下のように書いています。
ブログや現在急速に広がったツイッターなども、可視化したい内なる気持ちが綴られているのではないでしょうか。人に読んでほしいという思いもさることながら、実は自分の気持ちや考えを整理したいという欲求も、無意識にあるのではないかと思います。さらに、最終的には公開するため、生々しい部分を表向きに整えたりしますから、より客観的になれるのでしょう。そういう意味では、ブログやツイッターなどをうまく活用してみるのもいいかもしれません。このように、自分の気持ちを書き出すことは、相手に思いを的確に伝えるだけでなく、自分自身の悩みも解決しうる優れた方法だと思います。
情報に様々な視点でタグをつけておくと、後々それを活用できます。
知識や体験にいろいろなタグをつけインプットすることで、情報を検索しやすくなります。
タグをつけ記憶を思い出し、知識や体験を組み合わせ
新しいアイデアをすぐに作れるようになったのです。
私は毎日ブログを更新しながら、自分の頭の中を整理しています。
書籍や著者の名言と自分との対話から生まれた考えを書き出すことで
面白いアイデアが浮かんでくることを発見しました。
当然、人に伝えるために客観視しながら、言語化することで、悩みも解決できます。
様々な知識や体験を組み合わせてブログを書けば、よいアイデアが浮かぶようになります。
また、記事を公開することで自分だけでなく、読者の課題も解決できるのです。
ブログでクリエイティブマインドを鍛えられと気付いてから
私はブログ記事の更新頻度を今まで以上に高めています。
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