アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。(ジェームス・W・ヤング)
アイデアのつくり方(ジェームス W.ヤング著)については
このブログでもなんども書いていますが、本当にオススメの一冊です。
わずか60ページ程度の本ですが、読むたびに発見があります。
アイデアつくりとは、組み合わせることと関連性を見出すことだと理解できれば
知識の習得と行動を最大化することが重要だとわかります。
新しい組み合わせを作り出す才能は、事物の関連性をみつけ出す才能によって高められる。
アイデアのつくり方 [ ジェームズ・ウェッブ・ヤング ] |
アイデアづくりとは 課題を解決することがゴールになります。
まずは、現状の課題を発見しましょう!
そして、課題を書き出したら、以下の5つのステップでアイデアを生み出すのです。
1. 資料集め
2. 諸君の心の中でこれらの資料に手を加えること
3. 孵化段階
4. アイデアの実際上の誕生 <ユーレカ!分かった!みつけた!>という段階
5. アイデアを具体化し、展開させる段階
あらゆる方面のどんな知識でもむさぼり食う、牛と同じで食べなければミルクは出ない。
書籍やWEBなどから得られた知識と普段の体験を徹底的に組み合わせ
アイデアを作っていくのです。
情報をむさぼり食って、自分の頭でまずは考えるのです。
それが、終わったら3の孵化段階を楽しみます。
一旦、資料やデータを忘れて、その問題から離れるのです。
音楽を聴いたり、映画を見ることで、自分の想像力や感情を刺激し
無意識になって、様々な情報や体験と組み合わせるのです。
この無意識の創造過程が重要だとヤングは力説しています。
そして、驚くことに次の第4段階目に至ると、突然アイデアが閃くのです。
シャワーを浴びたり、散歩をしている時に
突然良いアイデアが見つかってしまうようになるのです。
面白いアイデア(仮説)が生まれたら、どんどん周りに話して
フィードバックをもらいましょう。
人の意見を確認しながら、アイデアの精度を上げていくと
やがて課題を解決できる素晴らしいアイデアが生まれてくるのです。
読書は多忙な毎日について考えることをストップさせ、新しい視点や考え方を与えてくれます。(ジョアン・フォロン)
私はこの書評ブログを書き続けることで
著者の脳と自分の脳のかけらを組み合わせることができるようになりました。
いろいろな著者の知識と自分の知恵と体験が
私のつくるアイデアを面白くしてくれています。
いつの間にか、私の中で
読書などのインプット→記事のアウトプット→音楽など好きなことをやる→
仲間との会話や散歩を楽しむ→アイデアが浮かぶ という流れができていたのです。
読書、ブログでのアウトプット、移動時の音楽、散歩の習慣化が
私のアイデア作りのステップになっていると
今回本書を再読することで改めて確認できました。
明日26日にこのアイデアのつくりかたをテーマに勉強会を開催します。
少人数の寺子屋形式ですが、ぜひご参加ください。
詳細はこちらのFBをご覧下さい。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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