日常的にブルーベリーを食べると、炎症が劇的に減り、記憶力が高まる。ブドウは、脳に効く食べ物としての高い評価を得ているが、ブルーべリーも、もっと油目を集めてもよい食べ物だ。この美味しいべリーは、さまざまな作用によって脳を病気から守る。また、加齢に伴う記憶力低下を予防する効果もある。(ミシェル・ショーフロ・クック)
photo credit: wuestenigel fresh blueberries in a bowl via photopin (license)
ブルーベリーは脳に効く身近なスーパーフードだった!
ブルーベリーに脳に効果があると知ってから
私は毎日ブルーベリーを摂取するようになりました。
今回、ミシェル・ショーフロ・クックの
脳にいい食事大全――1分でアタマがよくなる食事の全技術を読んでいて
ブルーベリーが脳に良い働きをすることをより理解できました。
以下、ブルーベリーの効果をまとめていきたいと思います。
ブルーペリーにはフラボノイドと呼ばれるファイトケミカルが含まれています。
特にプロアントシアニジンと呼ばれる最高濃度のフラボノイドが
ブルーベリーには多く含まれているので
脳をフリーフジカルの被害から守ってくれます。
このプロアントシアニジンがブルーベリーを鮮やかな青色に変え
老化や病気の原因になるフリーラジカルを破壊する抗酸化物質として作用します。
動物実験の結果、ブルーベリーの抽出物を与えられた動物は
運動能力の低下が少なく、記憶力テストでの結果も優れていることがわかりました。
当然、動物だけでなく、ブルーベリーは人間の脳も守ってくれます。
老化に伴う記憶力や運動能力の低下を食い止めてくれたり
天然のアスピリンのような働きで脳卒中を予防してくれます。
ブルーベリーには抗炎症作用もあり
さまざまな脳疾患の引き金になる炎症をとり除いてくれます。
ブルーベリーには、体内の熱ショックタンパク質レベルを上昇させる作用があることもわかっている。熱ショックタンパク質(またはストレスタンパク質)は、急激な体温上昇などのストレスに対処するために用いられるほか、体内でのタンパク質の製造と輸送、細胞の保護などの役割も果たしている。熱ショックタンパク質は加齢と共に減少するが、減りすぎてしまうと脳を含む細胞の炎症や損傷の原因になる。ブルーベリーは熱ショックタンパク質を回復させるため、日常的に摂取することで炎症の軽減効果が見込める。
日頃からブルーベリー摂取することで
体の炎症をおさえることができ、私たちの体と脳の老化を防げるのです。
脳にいい食事大全 1分でアタマがよくなる食事の全技術 [ ミシェル・ショーフロ・クック ] |
がんにも効果のあるブルーベリーを毎日食べよう!
食事のせいで、死なないためにの著者のマイケル・グレガー氏は
「毎日ひとつかみ分(約4分のーカップ)のベリー類を食べると
2年以上も脳の老化を遅らせることができる」と述べています。
ブルーベリーは脳に効くだけでなく、とても美味しい。ブルーベリーには、抗がん作用と遺伝物質の保護作用が証明されているファイトケミカル、エラグ酸も豊富に含まれている。また、身体ががん細胞などの有害な細胞や損傷した細胞を見つけ出して破壊するための方法であるアポトーシス(細胞の自然死)を、健全な比率で促すため、がんのリスクを軽減する。(ミシェル・ショーフロ・クック)
ブルーベリーには脳に効くだけでなく、抗がん作用があることもわかっています。
視力の改善だけでなく、アルツハイマー、がんなどを防ぐための
身近のスーパーフードがブルーベリーなのです。
ミシェル・ショーフロ・クックもマイケル・グレガーと同じように
週に5日2分の1カップのブルーベリーを食べるとよいと推奨しています。
できるだけ、生や冷凍タイプのブルーベリーを摂取し
缶詰や加糖タイプのものは避けましょう!
ブルーベリーをスムージーに加えたり、サラダに添えるなど
自分の意識を変えることでブルーベリーを毎日食べられるようになります。
ブルーベリーを日々の習慣にすることで
体の抗酸化作用や抗炎症作用が高まり、健康な脳と体を取り戻せます。
まとめ
ブルーベリーは身近なスーパーフードで脳の働きを改善してくれます。
記憶力を向上させたり。運動能力の低下を防いでくれることがわかっています。
抗酸化作用、抗炎症作用によって、脳や体の老化を遅くしたり
がんにも効果があるブルーベリーを毎日食べるようにしましょう。
ブルーベリーを習慣にすることで
私たちは脳と体の健康を取り戻せます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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