発信する手段を持ち、自分から発信しないことには、人々に自分という存在は一向に伝わりません。(松永直樹)
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自分ブランドを確立するための3つのステップ
戦略と情熱で仕事をつくる 自分の強みを見つけて自由に生きる技術の書評を続けます。著者の松永直樹氏が述べているように自分が何をやっているかというコンセプトを決め、情報発信を始めると面白いことが起こります。
松永氏はやりたいことが決まったら、次の3つのステップで情報発信をスタートすべきだと言います。
①肩書きをつくる 他に誰も名乗っていない肩書きを決める
②名刺をつくる 紙でなくとも可能、いろいろなチャネルで自分の肩書きや連絡先を持つ
③ブログをつくる ソーシャルメディアやブログで発信する
私も2009年ごろから、積極的にソーシャルメディアやiPhoneの情報をTwitterで発信することで、出版のチャンスを得ました。自分の専門情報を発信するうちに多くの人の目に触れ、仕事の相談やオファーが入ります。私は「ソーシャルおじさん」という肩書きを名乗り、ソーシャルメディアのスペシャリストとして認知され、ここからビジネスのチャンスが広がりました。
私は、今、社外取締役やアドバイザリーとして、いくつもの企業の経営に携わっています。あの時、情報発信に躊躇していたら、今の自分はなかったはずです。やりたいことが見つかったら、情報発信を継続し、新たな出会いをデザインすべきです。大量行動を繰り返すうちに、よいことが引き寄せられてきます。
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やりたい人がない人こそ動け!
「やりたいこと」も。実は人との出会いによって生まれていきます。今、やりたいことがなくて悩んでいる人が多いのは当然です。なぜなら知らないことが多すぎるからです。
林修氏は『「やりたいこと」は自分が知っている範囲の中でしか生まれない』と述べていますが、自分の経験と知識を増やすうちに、本当にやりたいことが見つかります。今、やりたいことが見つかっていないのなら、自分から動いて、どんどん視野を広げるべきです。
私は自分の人生を変えるために、自分が属していたコミュニティから離れ、あえて新しいコミュニティに参加することを選択しました。夜の飲み会ではなく、朝の読書会や勉強会、著者や編集者が集まるイベントに参加し、いろいろな人との出会いをデザインしたのです。
今、自分が所属しているコミュニティだけにいたら、
数年後もあなたはおそらく何も変化していないでしょう。 今までと違うコミュニティに飛び込むことで何が変わるのか。 それは、いろんな人の新しい思考や知識に触れられることです。 そして新しい出会いも生まれます。
私はコミュニティに参加し、雑談をするちに、著者の出版までの道のりやパーソナルブランディングのやり方を学ぶことができました。彼らのアドバイスを実践し、著者や編集者から応援してもらうことで、私は著者になれたのです。
自分のやりたいことが見つからなければ、自分の知識や経験が足りないと考え、積極的に動き回りましょう。出会った人から良いアドバイスをもらえたら、それを行動に移すことで自分のスキルをアップできます。自分らしい肩書きを名乗り、情報発信を続けるうちに、応援してくれる人が増え、仕事の相談が入るようになります。やりたいことが見つかったら、自分ブランドを確立するための3つのステップを取り入れてみましょう。
まとめ
自分のやりたいことが決まったら、次の3つのステップで情報発信を始めましょう。①肩書きをつくる ②名刺をつくる ③ブログをつくる。情報発信を続けるうちに応援者が現れ、仕事のオファーが入るようになります。諦めめずに情報発信を続けることで、自分ブランドを確立できるのです。
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