自分の声とは、腹の奥底にある「叡智」ともいうべき 「自分からのメッセージ」。それを「超直感」と名付けました(八木龍平)
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なぜ、直感力が重要なのか?
八木龍平氏の成功する人が磨き上げている超直感力を読了しました。八木氏は「不思議で見えない力」を信じることで、人生をよりよくできると述べています。自分の声、自分からのメッセージ(超直感)に従うことで、充実した人生を送れるようになると言うのです。
インターネットが発達した時代の21世紀は、権威ではなく、人から共感されることが重要になります。共感の時代には権威型のルールがなくなり、自分らしさを表現すること、アウトプット力によって、人から評価されるようになりました。
あなたが体験し、あなたの感性で感じたことは、あなた自身が表現しない限り、インターネットで検索できません。インターネットで検索できない「体験」「感性」を生み出す力が、21世紀らしいスキルなのです。
現代は知識ではなく、体験が価値をうむ時代です。人はあなたの完成に共感します。感性は、あなたが何かを瞬時に感じ、それが何か認識することで、その瞬時に感じることが「直感」です。この直感を発揮し、あなたの感性を表現することによって、自分の人生を価値あるものにできるのです。
AIが当たり前になる世の中では、答えは自ら創り出す必要があります。自ら答えを創るためには、この直感力が欠かせません。より多くの体験があなたの直感力を高めてくれます。そのためには、新たな環境に飛び込む必要があります。この新しい環境に飛び込む知能(流動性知能)は20代をピークに下がることが明らかになっています。
ロジカルシンキングは若いうちに習得し、30台以降は曖昧な感性の精度を磨くことが求められます。自らの身体感覚を変え、腹落ちする力を鍛えることで、迷いも心配もなくなり、良い選択ができるようになります。直感力を活用して、自分で自分を動かすようにすることで、よい結果を出せるようになります。
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超直感を鍛え、積極的に行動できる自分になろう!
超直感の行いは、問いを立て、来た流れに乗ること。超直感の機能は、自分の想定を超えるアイデアや行動を生み出すこと。超直感の効果は、自分の想定を超える結果を出すことです。超直感に従って行動すれば、「自分の知らない自分」が見えます。 「あなた」という会社の経営者は、あなた自身。「あなた」という映画の監督・脚本・主演は、あなた自身なのです。
超直感がはたらくときは、やらせのような「たまたま」の好都合が起こり続けます。 ぼーっとする時間を持ち、自分に問いを立てると、やるべきことが見えてきます。そのアイデアに乗り、実行することでチャンスが広がります。受け身で流されるのをやめ、自分の直感を信じて、積極的に動いてみましょう。
著者の八木氏は積極的に流れに乗るポイントはふたつあると言います。ひとつは、自分の常識を超えようという意識です。自分の常識や計算外の出来事を「世界からのギフト」ととらえて、積極的に活かすようにします。 もうひとつは、感覚のアンテナを立てることです。やりたいことを明らかにし、自分の中にアンテナを立てることで、欲しい情報を入手できます。
リラックスし、思考を空っぽにして、質問すると、超直感がはたらきやすくなります。超直感で得た思いがけないアイデアをもとに行動すれば、思いがけない人生の展開が待っています。著者は「歩く」「温泉」「神社参拝」をすることで、超直感が働くようになると述べています。歩きながら瞑想することでリッラクスでき、意識に余裕が生まれます。温泉に行ったり、神社にお参りすることで、自分との対話の時間を持てるようになります。
脳はぼんやりした状態から、集中して何かをしようと動き出すだすときに、ひらめきが起こります。この緩急を自分のライフスタイルの中に取り入れるようにするのです。私も毎朝、神社にお参りし、自分との対話の時間を持つようにしています。この時間を持つことで、自分を客観視でき、迷わずに行動できるようになりました。
まとめ
自分の声、自分からのメッセージ(超直感)に従うことで、充実した人生を送れるようになります。忙しい生活を見直し、自分との対話の時間を持つようにしましょう。やりたいことにアンテナを立て、常識を超えた選択をすることで、よい結果を出せるようになります。
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