「言い訳」をやめるといいことがたくさん起こる!の書評 思考パターンを勇気を出して直に変えよう! #良い習慣

自分を変えようという自分自身のパワーを過小評価してはならない。
誰かを変えようという自分自身のパワーを過大評価してはならない。

ウエイン・W. ダイアー

過去に何冊もウエイン・W. ダイアーの書籍を読んできたのですが
その場限りの読書になってしまい
彼の主張がまだまだ自分ゴト化できていなかったようです。

今回、「言い訳」をやめるといいことがたくさん起こる!
KIndleで読み直しているのですが、言い訳によって
自分の人生に自分でブレーキをかけていることがよくわかりました。
もっともっと意識しながら行動を変えていけば
人生はより面白くできそうだと今回の読書を通じて、思い始めています!

自分を変えるためには、言い訳を今すぐゴミ箱に捨てるべきなのです。
ウエイン・W. ダイアーは言い訳ついて、以下のように語っています。

言い訳は自分に逃げ道を与えてくれる「便利な道具」であり、自分で自分に限界をつくる「最悪の敵」でもある。言い訳する自分に甘んじていれば、人生を幸せに生きる道は閉ざされてしまう。しかし、「できない理由」「思い込み」とスッパリ手を切れば、あなたの可能性とパワーに限界はない。不思議な奇跡に満ちた「新しい人生」がはじまるのを実感できるはずだ。

ウエイン・W. ダイアーは習慣は必ず変えられると言います。
自分の能力はとてつもなく素晴らしいものなのに
言い訳という悪習慣が行動を邪魔しているのです。

人は本来、神から、素晴らしい能力を与えられている。だが、言い訳ばかりを探す思考習慣のせいで、その力を十分に発揮できなくなっているだけだ。たとえ、それがどんなに長い時間をかけてしみついた根深い思いのクセであったとしても、習慣は必ず変えられる。誰もが心がけしだいで人生を劇的にリニューアルできるのだ。

言い訳をしないように心がける=習慣を変えることで劇的に人生は変えられるのです。
ウエイン・W. ダイアーは人生にブレーキをかけている「心のつぶやき」を
18個洗い出し、思考と行動パターンを変えればよいと教えてくれています。
①それは難しい
②危ない
③そんな時間はない
④きっと家族に反対される
⑤私にはそんな価値はない
⑥私には向いていない
⑦お金の余裕がない
⑧誰も助けてくれない
⑨今までやったことがない
⑩そんなに強い人間ではない
⑪それほど頭がよくない 
⑫もう年をとりすぎている
⑬決まったルールがあるから無理だ
⑭この計画は大きすぎて手に負えない
⑮疲れていて、エネルギーがない
⑯こういう家庭に育ったから
⑰忙しい
⑱失敗するのが怖い
18の言い訳はよく練られた行動を妨げる永遠のテーマに見えるのですが
今という時間に集中し、行動を起こすだけで、実はあっという間に解決できるのです。
小さな一歩を勇気を出して踏み出すこと
18の言い訳を意味のないものにできるのです。
このダイアーの考えを信じれば、心の中の言い訳も簡単に打破できるのです。

自分の中で行動を妨げる言い訳を見つけたなら(上記の18の言い訳に集約される!)
その悪習慣は自分の力で良い習慣に置き換えられのです。
これまで、ずっとそうだったからという理由から
今後も同じように考え、行動する必要はないのです。
自分の思考パターンをパッと変えて(18の言い訳を捨て去り)
自分の意志で行動を選択するだけでよいのです。

ダイアーは仲間の重要性についても、本書で語っています。
自分がアクティブに変化していけば、必ず仲間の助けが引き寄せられるのです。
「言い訳」をやめるといいことがたくさん起こる!からその部分を引用します。

「誰も助けてくれない」この言い訳を聞くと、私は悲しくなる。その中に、真実のかけらもないからだ。世の中には、あなたを助けるチャンスがあれば、飛びついて助けたいと思っている人々がたくさんいるのだ。しかし、あなたが、「誰も自分を助けてくれない」という誤った概念にしがみついているなら、その信念どおりの体験をすることになる。 人生の大部分を、問題を抱えて過ごしてきた人は、「決定権は自分にある」ことを認識する必要がある。いったんそのことに気づけば、必要な助けが目の前に次々と現われるのがわかるだろう。でも、「動きはじめる」のは、まずあなたでなくてはならない。つまり、あなたの思いを変えるのだ。 「私に必要な助けは必ず得られる」この新しい信念とともに、すべてがはじまる。

自分が意志を持って動き始めることで、自分の見える世界が変わり始めるのです。
パム・グラウトのフォルクスワーゲンジェッタの法則のように
自分でアクションし、世界を意識し始めれば
今まで見えていなかった仲間のサポートや応援が、見えるようになるから不思議です。

そして、その際には次のアファメーションが重要だとダイアーは言っています。

「私には、自分の力で十分やり遂げる力がある。しかも、私を助けてくれる適切な人々が、適切なときに現われてくれると知っている。世界は私を助けたいと思っている人たちで満ちている」こうしたアファメーションを用いれば、「自分」が「宇宙の無限の力」と同調しやすくなる。

自分の力を信じ、アクションを起こすことで
次々と仲間の応援が引き寄せられてくるのです。
今であれば、ソーシャルメディアという武器がその引き寄せを加速させてくれます。

実際、私はこの数年感でソーシャルメディアを活用しながら
アクションを起こすことで、多くの引き寄せを体験したのです。
高橋暁子さんとの共著のソーシャルメディアを武器にするための10カ条
実は、言い訳を捨てたからこそ出版できたと思っています。
書籍の中でその引き寄せパワーをいくつも紹介しています。ぜひ、ご一読ください。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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