こうして、思考は現実になる(パム・グラウト著)の書評ブログを続けます。
こうして、思考は現実になるの目的を著者のパム・グラウトは
「思い込み」という牢獄から解放することに置いています。
私も含めた多くの人は確かに「過去の思い込み」によって
行動を制限され、人生を面白くないモノにしています。
この本の目的は、あなたを「思い込み」という牢獄から解放することだ。本当だと思い込んでいる現実が、実は嘘だったと気づいてもらうことだ。心配はいらない。あなたは何も変わらなくていい。ただ、考え方を変えればいいだけだ。
5歳までに刷り込まれた「思考のパターン」をいったん捨て去り
考え方を変えるだけで見えてくる世界が変わるとパム・グラウトは言います。
パム・グラウトは思考パターンをお金で以下のように説明しています。
「お金持ちになる」という思考は今の自分にはお金がないという事実に
意識を集中させてしまう最悪の選択肢だと言うのです。
たとえば、お金がないという問題について考えてみよう。無一文になりたくない気持ちは誰でも同じだろう。そこで私たちは、無一文にならないことに意識を集中させる。長時間働き、投資に精を出す。金持ちになる方法を書いた本を読み、記事を読む。お金持ちに「なる」ということは、つまり今はまだ金持ちではないと自分に言い聞かせているということなのだが、その事実は完全に無視している。そして、「今の自分は金持ちではない」ということに意識を集中した結果、最初からお金で困ることが運命づけられてしまうのだ。
「自分はお金持ち」だと意識を集中することで、世界は変わるのだと言います。
そのために、今の自分の豊かさに感謝する=感情を変えることで
お金がないという状態を消せるようになるのです。
その代わり、「自分は金持ちだ」と感じることに意識を集中してみよう。すでに持っている豊かさ、たとえば家族や友人の存存に感謝すれば、「お金がない」という状態は消えてしまう。何かを体験するのは、それに意識を集中しているからだ。人間の精神にはそこまで大きな力がある。
パムの言うように現状をどう捉えるかで未来は、確かに変わってきそうです。
そしてパム・グラウトは欲しいものをいつでも手にいれるための「思考法」 を
シンプルな言葉で教えてくれています。
自分の「欲しいもの」に全神経を集中する。
そのときにネガティブなことは考えない。お金がないなどは考えない。
その「欲しいもの」にただ意識を集中するだけだと彼女は言います。
そして、人生を変えるための9つの実験が本書で紹介されています。
さすがに実験の詳細は本書でのお楽しみなので、ここでは紹介しませんが
フォルクスワーゲン・ジェッタの法則の説明と9の実験タイトルを抜き出しておきます。
■フォルクスワーゲン・ジェッタの法則
(「自分は不幸だ」という人ほど、不幸になるのはなぜ?」)
新モデルの車が登場し、意識の中に定着すると、 突然その車をあちこちで見かけるようになる。そして、欲しくないもののことばかり考えているときも、それと同じことが起こる。不幸を恐れてばかりいると、街中にフォルクスワーゲン・ジェッタが見つかるのと同じように、街中に不幸があふれ、あなたの世界は不幸一色になってしまう。
実験1 宇宙のエネルギーの法則
実験2 フォルクスワーゲン・ジェッタの法則
実験3 アインシュタインの法則
実験4 アブラカタブラの法則
実験5 人生相談の法則
実験6 ハートブレイク・ホテルの法則
実験7 魔法のダイエットの法則
実験8 101匹わんちゃんの法則
実験9 魚とパンの法則
こうして、思考は現実になるはスピリチャル系の書籍にカテゴライズされるので
読むことに抵抗があるかもしれませんが
良い習慣を目指している方やポジティブに生きたい方にはヒントが満載だと思います。
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条の中でも
良い習慣のヒントを紹介しています。ぜひ、ご一読ください。
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