人はついつい自分のことを自慢しがちですが
それは自信のなさから生まれてきます。
リチャード・テンプラーはできる人の自分を超える方法
自慢について鋭い分析をしています。
自慢ばかりする人は、本当は「自分はすごい」と自分自身に言い聞かせているのだ。自信がないから、自分は大丈夫だとつねに確認しなければならない。他人をけなす人もそうだ。自分がちっぽけな存在に感じて不安だから、他人を小さくしないではいられない。自慢も、他人をけなすのも、自信を持つための正しい方法ではないが、彼らの動機は理解できる。こうしてその人が行動する動機が理解できるようになると、その人と付き合うのが簡単になる。完全にイライラが消えるわけではないかもしれないが、少しはましになる。って考える価値はあるはずだ。
自信がないから自慢するという指摘には納得です。
自分を大きく見せようとするから、ついつい自慢したり
他人をけなしてしまうのです。
確かに、自慢したくなる理由がわかれば、その人の付き合い方が見えてきますね。
何より、相手の立場になって考えれば、相手が求めるものを与えることができる。自慢ばかりしている人には、その巨大なエゴを叩き潰してやりたくなるだろうが、実際にそうするのは逆効果だ。相手は自信を取り戻すために、さらに自分を大きく見せようとするから、事態はさらに悪化する。それよりも、彼らのよさを認め、ほめるほうがずっといい。そんなことをするなんて胸くそ悪いだろうが、あなたがそれをすれば、あなたも他のみんなも助かるのだ。
自慢したい人間を積極的に褒められるようになれば、人間関係をよくできますす
自分を大きな存在にでき、感情もコントロールしやすくなります。
そのためには、毎日確実に行動し、小さな自信を積み重ねていくのが一番です。
日々、やりたいことを習慣化することで
自分の人生をよくできると最近では信じられるようになりました。
また、感謝の気持ちを持てば、自慢が無意味であることがわかります。
一人では何もできないことに気づけば、自慢する気もなくなります。
老子の言葉を思い出せば、自慢が人生をダメにすることだとわかるはずです。
つま先で立つ者は長く立っていられない。大またでまたぐように歩く者は遠くまでいけない。自分から見せびらかそうとする者は人々に知られない。自分は正しいのだと主張する者もその良さをまわりに認められない。自ら自慢する者は業績を認められない。自ら才能を誇る者は、人の長になれない。このような行いはみんなが嫌う。よくわきまえた者は決してそういった行動はしない。(老子)
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
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