「Apple’s Toughest Competition in the Fourth-Quarter Tablet Market Was
…Apple 」というマーケットレポートを
アメリカのIHS iSuppliが2月16日に発表しました。
競合他社より価格を抑えた新製品を投入したAmazonがシェア14%を獲得し、
2位に入り、Appleを猛追していることが、海外ニュースでも取り上げられていました。
まずマーケット概況ですが、2011年第4四半期(10~12月)の
タブレット端末の世界出荷台数は2711万台となり、
前期(7~9月)から194%増えたとのことです。
当然、iPadのAppleが1543万台でトップなのですが
Appleの出荷台数は39%増加しましたが、シェアは64%から57%に低下しています。
この出荷台数はIHS iSuppliの事前予測を下回ったとのことです。
「10月発売のiPhone4Sに注目が集まり、iPadの伸びを抑制した」ことが
原因だとの調査レポートでは分析されています。
そして注目したいのが、 Amazonの動きです。
Amazonのシェアは発売最初の四半期で14%を獲得してなんと二桁を記録しました。
もの凄い低価格でクリスマス商戦にKindleをぶつけて話題になったAmazonですが
価格を下げた分のシェアはとれています。
逆に割を食ったのが、3位に落ちたSamusungです。
各社の台数は因みに
iPadのAppleが1543万台。
KindleのAmazon.com、389万台。
Samsung Electronics、214万台
Barnes & Noble、192万台
ASUSTeK Computer(台湾ASUS)が61万台となっています。
スマホ同様、タブレットでも各社の競争が激しくなり
現状のAppleのシェアはダウンしています。
また、Amazonや下位メーカーの熾烈な価格戦略が
share during the quarter.
しかし、3月7日にはiPad3のリリースが噂されています。
アップグレードされた解像度やLTEへの接続などのiPadのバージョンアップで
簡単にシェアは回復するだろうと調査レポートは報告しています!
このレポートを読んでも、Appleは価格ではない新しいバリューで
勝負し続けるイノベーション企業であることがよくわかります。
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