モバイルでのエンゲージメントから収益を生み出せるのか?Facebookの挑戦が面白い!

Facebook third-quarter revenue rises 32 percent to $1.26 billion
と言う記事がThe Economic timesに掲載されています。
Facebookの第3クオーターの決算結果が各メディアを賑わせています。

今回のニュースで注目なのはマンスリーでのモバイルでのアクティブユーザーで
上のインフォグラフィックでもわかるように、モバイルユーザーが増加しています。
アクティブユーザー(10億1000万人)のうちのモバイル利用者は
今年9月末で6億400万人となり前年同期比で61%増加しています。

IPO後、株価を半額にさせたFacebook。
モバイル部門での広告での収益化がポイントになってきますが
3rdクオーターの広告売上の14%はモバイル関連からだと発表されています。

1株あたり利益は12セントで、事前のアナリストの予想を1セント上回っています。
売り上げは、前年同期比で32%上昇して12億6000万ドルとなり
こちらもアナリスト予想をわずかに上回ったとのことです。

“People who use our mobile products are more engaged, 
and we believe we can increase engagement even further as we continue to introduce new products and improve our platform,” 
said CEO Mark Zuckerberg in a statement. 
“At the same time, we are deeply integrating monetization into our product teams in order to build a stronger, more valuable company.”

 Mark Zuckerbergは声明の中でエンゲージメントの重要性を強調しています。
「ユーザーが毎月モバイルを使って、Facebookで情報を
共有したりつながったりしてエンゲージメントを深めています。
われわれは新製品 を投入しプラットフォームを改善し続けることで
よりエンゲージメントを深められると信じています。
同時にわれわれは、より力強く価値の高い企業にするために
収益化をプロダクトチームに深く要求しています。」

今までの Mark Zuckerbergより株価を意識した発言になっています。
6億人のモバイルユーザーが醸し出すリアルタイムのエンゲージメント!
この収益化こそがFBに求められていることなのですね。
プロダクトチームが作り出す新製品に期待したいと思います。

キーマンズネットのアプリ記事連載です。(10月22日更新)
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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