iPhone5cの予約が世界的に好調とのことです。
AppleはiPhone 5cの予約受付開始後24時間で、
2012年のiPhone 5が達成した記録の半数に一日で届く可能性があると言います。
Piper Jaffray analyst Gene Munster issued a note
late Friday saying he expects Apple to tally up
first-day preorders of around 1 million.
That would be roughly half the 2 million preorders Apple reported following,
its first day of presales for last year’s iPhone 5,
and closer to the company’s total ahead of 2011’s iPhone 4S.
Piper JaffrayのアナリストのGene Munsterの見解がCnetに掲載されていましたが
今回の5cは多くのマジョリティを虜にしているのかもしれません。
私は今回のiPhoneについてはイノベーションと言う視点では
多くのギーク同様あまり評価していませんでした。
確かにスマートフォンで初というiPhone5sの
64-bitプロセッサのA7は素晴らしいです。
処理性能やグラフィックスは既存A6の2倍になっていますから
外見は変わらずに中身を相当向上させたと言うことは
評価しないと行けないのでしょうが
ワクワク感はあまり5sには感じませんでした。
逆に5cという廉価版をカラーバリエーションにしてニューモデルに見せたことが
今回の販売台数にも顕著に現れている感じがします。
iPhoneのエントリーモデルを選ぶユーザー層が確実に広がっているのが
Gene Munsterのレポートからもわかります。
マーケティング的にシェアをとることが大事であることは間違いありませんし
その戦略モデルがカラフルモデルの5cであるのです。
実際、5cのデザインを語るJony Iveのビデオを見ると
5sのビデオをより伝わりやすく出来が良いように感じます。
5の後継機になった5cやiPhone6のつなぎの5sを評価していないのは
どちらかというと我々なようギークな のでしょう。
マーケティング的には世界でのシェア奪回がポイントですから
今回のiPhoneユーザーを新たに取り込むと言う5cのリリースは正しいのでしょう。
ドコモなど新たなキャリアがこの5cでの販売貢献をすることは間違いないでしょう。
“We believe people who followed tech closely
and were interested in the announcement panned the 5C
since it had minimal changes from the 5,
but as more normal people became involved in the conversation,
it appears that color matters to consumers
and the 5C could be more popular among the total consumer base
than some may have expected,”
ともアナリストのMunsterは語っています。
ギークは酷評しましたが、それによってより多くの一般ユーザーが
この話題に参加するにつれて、 消費者の関心が色の話題に移っているとともに
消費者全体ではiPhone 5cに対する人気が一部の予想を上回る可能性を示しています。
そして、新たなるApple体験者がこの5cで増えることで
次の6やMacへの乗り換え層に繋げることができるなら
今回のカラフルモデルで大量のApple予備軍を獲得できるのです。
そして、それがマジョリティであるという事実は見逃せません。
廉価版iPhoneを新機種に見せた今回のAppleの戦略を評価せざるを得なくなるのです。
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