巨富を築く13の条件(ナポレオン・ヒル)の書評 3DPの法則を執念を持って、実践する! #習慣化

「すべての成功、すべての巨富は、まずアイデアから生まれる」
ナポレオン・ヒルのこの言葉を読むと、如何にアイデアが重要なのかがわかります。
このアイデアがないところには成功はないという考えがキッカケになり
ナポレオン・ヒル巨富を築く13の条件を読み返すことにしました。

現在の成功法則の基礎を作ったナポレオン・ヒルですが
巨富を築く13の条件には、生きる上でのヒントが数多く書かれています。
多くの書籍で書かれている成功法則は
100年前に既にナポレオン・ヒルによって発見されていました。
今回、再読していく中で、この本の価値を思い知らされました。

私は、若いときにナポレオン・ヒルを何度か読んでいるにも関わらず
書かれている内容を実践してきませんでした。
20年以上前に読んだ、この本の内容を執念を持って実践していたら
結果はもっと変わっていたかもしれません。
この本の再読で、タイムマネージメント、アクション、執念
人生の結果をよくするポイントだと思いしらされました。

自分ゴト化しない読書、実践しない読書は結果を生み出さないのです。
極端な言い方をすると時間の無駄なのです。
ナポレオン・ヒル願望を執念に変え、不退転の決意で望むことという言葉に
自分の気持ちの足りなさを指摘されたような気分になり、執念を持とうと決めました。

ナポレオン・ヒル富を手に入れるための6カ条を実行すべきだと言います。

■あなたが達成したいと思う願望をはっきりさせること。
単にお金がたくさん欲しいばくぜんなどというような漠然とした願望設定は
まったく無意味である。
■達成したいと望むものを得るために、
あなたはその代わりに何を”差し出す”のかを決めること。
この世界には、代償を必要としない報酬など存在しない
■あなたが達成したいと思っている願望を実現する「最終期限」を決めること。
願望実現のための詳細な計画をたてること。
そしてまだその準備ができていなくても、迷わずにすぐに行動に移ること。
■達成したい具体的願望、そのための代償、最終期限、そして詳細な計画
以上の四点を紙に詳しく書くこと。
■紙に書いたこの宣言を、一日に二回、起床直後と就寝直前に
なるべく大きな声で読むこと
このとき、あなたはもうすでにその願望を実現したものと考え
そう自分に信じ込ませることが大切である。

私もEvernoteに夢は実現したものだと書くようにしていますが
これが効果があるように感じているのです。
達成したものだと思うと気分が楽になり、余裕が生まれるのです。
また、読んで繰り返すことで、夢が潜在意識に刷り込まれ
小さなヒントやチャンスも見逃さなっていきます。
そして、ナポレオン・ヒル巨富を築いてきた人々の共通点を
①多くの夢を心に描く
②その実現を望み、願望を燃やす。
③富を得るためのプランを練る。 
④それを実行すること。だと整理しています。

DREAM→DESIRE→PLAN→DO(3DPの法則)
基本になっていることがわかります。
このDREAM→DESIRE→PLANEvernoteに書き出して
繰り返し読むことで、脳をその気にさせ、行動(DO)することなのです。
その際デッドラインを決め、執念を持つことがポイントだと思い知らされました。
    

「情報を吸収し、チャンスをつかみとれ」ということも
100年以上前から情報の重要性がナポレオン・ヒルによって語られています。
このマーケティングセンスを磨くことで、燃えるような願望が生まれるのです。
今、私たちはソーシャルメディアを活用すれば、このセンスを磨けますね。
私たちは、デジタルやソーシャルを使えるよい時代に生きているのです。

巨富を築くという競争を繰り広げるわれわれは、住んでいる世界が刻々と変わりつつあるということを認識し、自ら進んでさまざまな情報を入手し分析するように心がける必要がある。口々刻々と進歩し、変化を続けるこの世界は、たえず新しいアイディアを要求し、新しい生産方式を求め、新しい発明、新しい素材、販売手法の革新、新しい情報形態、新しい商品を求めているからだ。そうした要求を背景にしてはじめて、勝利を手にするための素質ができ上がるのだ。また人々が待ち望んでいるものを知ることによって、明確な目標ができ上がるのだ。燃えるような願望がそこから生まれる。

潜在意識が、ポジティブな情報のみを取り入れるように
自分の願望や計画を繰り返し、刷り込んでいくのです。
決して諦めずに、自分の願望を積極的な感情と共に思い浮かべるようにすると
創造的なひらめきが生まれ、それがチャンスを運んできてくれるのです。
あとは、感情をコントロールし、行動を習慣化するだけなのです。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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