田中ウルヴェ京さんの感謝日記に書かれています。
以前の私は、読書は読みっぱなしの乱読派でしたが
最近は自分でも文章を書き、出版するようになったので
いかに執筆がたいへんかがわかるようになり
著者に感謝の気持ちをもてるようになりました。
本を読みながら、著者はここで何を伝えたいのだろうか?
あるいはよいことはどんどんモデリングしようと意識するようになりました。
著者との対話を楽しむ対話型の読書を心がけ、気づきがあれば
このブログで整理して、読者の皆さんに本を伝えることで
著者への感謝の気持ちを伝えるようにしています。
最近では。田中ウルヴェ京さんの、ただ本を読んだだけで終わってしまっては
もったいないという気持ちがとてもよくわかるようになりました。
本を読んだら、思考したらり、行動しないと意味がないのです。
面白かった映画、ためになった本などに対し、「あー、面白かった」で終わってしまっては、もったいないことです。「なぜ、自分はこんなに面白いと感じたのだろう?」「新鮮と感じたのはなぜか?」と、ちょっと手間をかけて思いを巡らしてみましょう。】
本当に書籍を仕上げるためには、数ヶ月の努力が必要なのです。
書いている間は、どうしたら自分の考えが読者の皆さんに伝わるだろうか? と
私も絶えず考えながら時間を過ごします。
書く側に回り、著者のはしくれになったおかげで
著者の一言一言を意識できるようになりました。
著者の意図を今まで以上に考えるようになり、読書体験が深くなったのです。
よい言葉や思考法が見つかれば、Evernoteに保存し、何度も読み返すようにしています。
これで、よい言葉や思考法を自分ゴト化できるのです。
自分を成長させる何かが、本には必ずあるはずです。
面白くても、難しくても、なぜ?と自問することで、確実に視野は広がります。
一度読んでもわからなければ、時間をおいて読んでみるのもよいと思います。
一冊の本ができるまでに要したたくさんの人々の労力に感謝し、さらにその労力の結果、自分はどういう感情を得ることができたかを一つの流れで考えるのです。たとえつまらなかった映画や本に対しても、「つまらないという反応を出させてくれたこと」を利用すればいいのです。「なぜ、つまらないと思ったのか」「どういう人がこれを面白いと感じるのか」という検討材料にすると、また違った視野が広がります。何事も簡単に片づけてしまわない。「なぜなぜ?」を繰り返してみる。そこに感謝の醍醐味が重なれば、どんなことも有意義なことになると思います。
感情が豊かになり、人に対するわだかまりがなくなるのです。
感謝の連鎖は、自分自身への質問を増やしますから
自分の足りない部分も見えてくるのです。
やがては、自分が生きていることに、感謝できるようになります。
落ち着いた気分で一日を過ごせるようになるのです。
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