幸福優位7つの法則(ショーン・エイカー著)の書評 #習慣化

ハーバード大学の人気講師ショーン・エイカー
幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論を読むと
幸せを感じることが如何に重要かがよくわかります。

ショーン・エイカー「幸福優位性」の法則とは
成功したら幸せになれるのではなく、幸せになれたから成功できるという考え方です。
幸福でポジティブな脳は、ネガティブな脳よりもずっと良く機能するそうです。
そう考えると感情をコントロールし、幸せな脳を保つことが重要に思えてきます。
ポジティブな状態の脳はネガティブな脳より31%も生産性が高いそうです。
5月以降ネガティブ思考を捨てた私の脳は、確かに生産性が上がってきました。
これにより、幸せを前より遥かに感じられるようになったので
「幸福優位性」の法則は私にとっては正しい考え方だと言えます。
 
ショーン・エイカーが唱える7つの法則
法則1 ハピネス・アドバンテージ―幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす 
法則2 心のレバレッジ化―マインドセット、心のありようを最大になるように変える。
法則3 テトリス効果―可能性を最大化するために脳を鍛える 
法則4 再起力―下降への勢いを利用して上昇に転じる 
法則5 ゾロ・サークル―小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる 
法則6 二〇秒ルール―変化へのバリアを最小化して、悪い習慣をよい習慣に変える 
法則7 ソーシャルへの投資―周囲からの支えを唯一最高の資産とする

この7つの法則を使えば、脳力が向上でき
幸せになれるという意味では、すべて価値があるのですが、
習慣化ブログを書いている私にとっては、法則6の二〇秒ルールが特に気になりました。
多くのビジネスマンは月曜日によい行動をしようと誓いを立てますが
10日も経つと、元の生活に戻ってしまうのです。

著者のショーン・エイカーもギターを習慣化しようとしますが
すぐに20秒の壁に遮られ、挫折してしまいます。
なんとクロゼットにしまってあるギターを取りにいく20秒の移動が面倒だったのです。
わずか20秒の行動でも億劫になることがわかったショーン・エイカー
ギタースタンドを購入してリビングに置いて、行動の制限を外したのです。

テレビを見ないようにするためにも、このアイデアが応用できます。
テレビは最も生産性を下げるツールですから、これを見なくなれば
多くのアクティブなことができるとショーン・エイカーは考えたのです。
リモコンの電池を抜いて、リビングから20秒の引き出しにしまって
代わりに自分のそばに本を用意するのです。
リモコン操作を面倒だと思わせることで、悪い習慣のTVを排除し
読書をするように仕掛けたのです。
これで、悪い習慣(TV)をよい習慣(読書)に置き換えられるのです。
(※習慣に関しては、今朝のジェームズ・アレンの記事も参考にしてください。)

また、周囲とのコミュニケーションを強化することでも、人は幸福になれます。
法則7 ソーシャルへの投資――周囲からの支えを唯一最高の資産とする
自分が意識さえすれば、すぐに実践できます。
ソーシャリアルのコミュニティに参加して、会話を楽しむことで
脳はアクティブに動き始めるはずです。

実際、幸せは伝播していくと著者のショーン・エイカーは言います。

良好な社会的つながりができると、喜びを生じさせるホルモンのオキシトシンが血中に放出され、不安をたちまち鎮め、集中力を増すのだという。また社会的絆のそれぞれが、心臓血管系、神経内分泌、免疫のシステムを活性化するので、そういつ絆を数多く持つほど、頭も体もよりよく働くようになる。

笑うことで幸せが仲間に伝わっていきます。
プラスの感情を表現することで、幸せが人から人に伝わっていくのです。
Facebookの笑顔の写真投稿や、ポジティブな投稿をすることで
仲間に幸せのお裾分けができるのです。

笑顔の写真も幸せになるための材料になるのであれば
どんどんアップして、幸せのネットワークを広げていきたいですね。
3次の軸まで交友関係を拡げると1000人のネットワークになると言われています。
1000人づつに幸せを感染できれば、世の中は間違いなく良くなります。
この波及効果を使えば、多くの人を幸せにできるのです。
この法則7 ソーシャルへの投資をみんなで意識し始めると
幸せになれる人が増えますね!

今日も読んでいただき、ありがとうございます!
  
Photo Credit

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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