悪い思考を変えるためのたった2つのシンプルな方法

昨日に引き続きエスター・ヒックス&ジェリー・ヒックスの言葉から
悪い思考から抜け出して、感情をコントーロルする方法を考えてみましょう。
いつでも良い思考ができれば、良いことに焦点を当てられますが
いつでも、良い思考ができるわけではありません。

人間は誰でも嫌なことがあるはずで、多くの場合に思考が乱れます。
これが続くと嫌なことを引き寄せてしまいます。

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何かに関心を向ければ、その対象を引き寄せる可能性は高まる。対象が細部まで鮮明であればあるほど、向ける関心も大きくなるし、したがって、その対象を経験に引き寄せる可能性も大きくなるだろう。そして、その対象を見ているときに感じる暗いネガティブな感情は、ネガティブなものを引き寄せている証拠だ。(引き寄せの法則 エイブラハムとの対話

こんな風にネガティブな時はどうすればよいのでしょうか?
エスター・ヒックスは望んでいない嫌なことを考え始めたら
以下のようにちょとづつましなことを考えてみるとよいと書いています。

何か自分が望んでいないことを考えていたとしよう。しばらくそのことを考えていたので、ネガティブな勢いがかなり強くなっているとする。いきなり反対方向のことを考えようとしても無理かもしれない。それどころか、そういう場合には反対方向のことなど考えもつかないかもしれない。だが、以前の考え方より少しだけましな考え方なら選べるだろうし、さらに少しましな考え方、またさらに少しましな考え方と変えていって、徐々に思考の方向を変えることはできるはずだ。

少しだけましなこと、ましなことを考えて、徐々にネガティブワールドから脱却するのです。
最初のうちはコツコツと感情を良い方向に持っていくとよいでしょう。
このルールを知っておくと落ち込む期間が短くなり、ハッピーな時間を過ごせるようになります。

考え方の方向を変えるもう一つの効果的なやり方は、思考の対象そのものをがらりと変えてしまうこと、意識して何かの前向きな面を探すことだ。それができれば、そしてしばらくその気分のいい考え方に集中していれば、今度は「引き寄せの法則」がそちらの考え方に働き、思考のバランスがよくなる。

また、2つ目の方法として、思考を一気に変えることにもチャレンジしてみましょう。
この方法は大きなトラブルのときに効果を発揮するかもしれません。
私の経験値で恐縮ですが、大きく思考や行動を変えたいなら
思い切って付き合う人をポジティブな人に変えるのがおすすめです。
私は8年前までアルコール依存症だったのですが
当時の私は一人になるのが嫌で、飲み仲間と過ごすことで感情をコントーロールしていました。
しかし、これは結局お酒に逃げることで気持ちを紛らわす最悪の方法でした。
心もカラダが疲れ果て、ボロボロだった私は最後の選択として断酒を決心しました。

お酒を飲まなくても、良い仲間をつくればよいことに気づいた私は
ソーシャルメディアを通じて、朝活などに参加しはじめました。
そこで、多くのポジティブな人に出会い、彼らの思考法を真似てみることにしたのです。
その結果、お酒は必要なくなり、思考法も飲んでいる時とは全く変わりました。
ポジティブなモノに焦点を当てることができるようになり
いつしか、自分の可能性を試したくなったのです。
誰かの役に立ちたい、世の中に貢献したいという気持ちが強くなり
行動もアクティブになり、インプットやアウトプットを通じて
仲間とチャレンジしたいと思えるようになったのです。

まず幸せな気分になり、それから落ち着いて何が自分の望む状況なのかを見定め、次に前向きの感情がわき起こるまでしっかりと望ましい状況を見つめる。その状態になれば、望む状況が引き寄せられてくるだろう。

行動を起こしていると辛いことも多々ありますが
強い意志と、良い仲間がいれば、失敗してもまたチャレンジしたくなります。

また、良い仲間は面白い話を運んできてくれます。
ポジティブなエネルギーのコミュニティにいることで
思考法や行動を変えることができるようになるのです。
引き寄せの力を感じられるようになると
思考も行動もポジティブになります。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

  

photo credit: Eddi van W. via photopin cc

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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