理想の経済状態を引き寄せる方法 マイケル・J・ロオジェの引き寄せの法則の書評

マイケル・J・ロオジェ引き寄せの法則の中に
経済状態を良くするためのアフォメーションがあります。
今日はそれを中心に整理していきたいと思います。

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前回のブログに書きましたが、引き寄せの最初のステップ
ネガティブな感情を排除し、「それなら何が望みなの?」と問いかけ
自分の欲しいものを明確にすることでした。

引き寄せの2ステップ目自分の願望に注意を向けることです。
マイケル・J・ロオジェは本書で実現のための2つのツールを教えてくれています。
その際、自分の言葉、思考に嘘をつかないことがポイントになります。
自分の望んでいることがわかったら、願望を以下のツールで明確にしてみましょう。
1、気分が良くなるアフォメーションを繰り返す。
私は◯◯の最中だ!」と夢を実現している状態を表現する。
2、願望の宣言でワクワクする。
理想の◯○という言葉で自分の夢を表現する。
例えば、経済的に満足したいのなら
以下のような理想の経済状態のアフォメーションを繰り返すのです。

私は理想の経済状態を実現するために、やるべきこと、知る必要のあること、もっていなくてはならないものを、すべて引き寄せている最中だ。私の理想の経済状態なら、きっと人生をより楽しく自由にするために必要なもの、欲しいものが、すべて手に入るーそう思うと、うれしい。豊かさとは感じるものであり、私はまわりに豊かさを感じることが大好きだ。請求書はすべてラクに支払えると思うとうれしい。請求されるのは引き換えに何かを得るためであって、お金を使ってその交換に応じるのだと思うとうれしい。知っているところからも知らないところからも、つねに入金があると考えると、わくわくする。理想の経済状態のおかげで、きっと私は気の向くままに旅行をし、好きなところで好きなように買い物をし、すてきな気分になるものを何でも手に入れられるーこう思うと、うれしい。私はますますたくさんの贈り物を受け取り、成果をあげ、努力を評価され、いるところからも知らないところからも必要なものが入ってくるようになる。私は、お金をすばらしいものに投資するという考えが気に入っている。「引き寄せの法則」は、私の望みがかなうために起こるべきことをすべて展開し、まとめあげている。

引き寄せの3ステップ目は、ネガティブな固定概念を捨て去ることです。
まずは、夢が実現できると信じ、「疑う心」をなくすことです。
自分の理想の未来が実現すると信じ、それを受け入れることなのです。
そのためには、「受け入れる宣言」を作って
「だって、◯◯だから」という言い訳を考えないようにしましょう。
この宣言を作るときには主体を私ではなく
人など三人称にし、客観的にすることがポイントです。
これで疑う心が生じなくなり、受け入れられるようになります。

理想の経済状態を手に入れるための「受け入れる宣言」には
以下のようなものがあります。

・今日、小切手を受け取っている人は何百万人もいる
・毎日、何百億ドルというお金が銀行のロ座から口座へと移動している
・今この瞬間、小切手を受け取った人がいる
・毎日、何十万人もの人が成功やお金を勝ち取っている
・昨日、億万長者になった人がいる
・毎日、何千万ドルという財産が相続されている
・今日お金を見つけた人がいる
・ますます多くの人が、余計な収入を得る独創的な手段を引き寄せている

これを繰り返すことで、実現できる気持ちを作っていくのです。
そして、その際には引き寄せが実現していることを確認することが大事です。
著者のマイケル・J・ロオジェは、夢や願望が実現している兆候を探すと
疑う心を減らし、受け入れられるようになると言います。
以下の10のツールを使えば、受け入れる気持ちがどんどん強くなるのです。

1、〈引き寄せている兆し〉を喜ぶ
2、〈引き寄せている兆し〉を記録する
3、〈感謝日記〉をつける
4、「最中だ」という表現を使う
5、「決めた」という表現を使う
6、「いろいろなことがありえる」という表現を使う
7、情報を求める
8、〈引き寄せボックス〉をつくる
9、〈空間〉と〈空白〉をつくる
10、解決は〈引き寄せの法則〉に任せる

願望が叶ったという事実を日記で記録し、それに対する感謝を行うと良いようです。
プラスの気持ちを送り続ける「感謝の気持ち」を持ちましょう。
そのために、1日が終わりに感謝の気持ちを持つ時間を作り
それを記録(感謝日記)していくのがよさそうです。
感謝日記をつけることで、自分の夢の実現過程が記録され
自信が持てるようになるのです。
感謝日記の効果を本書引き寄せの法則からも再認識できました。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。
  photo credit: torbakhopper via photopin cc

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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