ダンテ・アリギエーリの時間の名言から、読書について考えて見る!

心ある人は時間の損失を最も悲しむ。(ダンテ・アリギエーリ)

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ダンテ・アリギエーリ
は、イタリア、フィレンツェ出身の13世紀の詩人です。
サンドロ・ボッティチェッリの肖像画でも有名ですが
彼が紡ぐ言葉は素晴らしく、日々私は彼の言葉から刺激をもらってます。
わずか数文字だけで、人を動かしてしまう彼の言葉は力強く、印象に残ります。
今の時代に生きていれば、天才コピーライターになっていたかもしれません。

時間は限りある資産で、年を重ねれば重ねるほど
恐ろしいほどのスピードで過ぎ去っていきます。
何かを決意していたのにも関わらず、明日やればよいと思った瞬間に
それは「できなかったリスト」に追加され、先延ばしされていくのです。

例えば、良い本を買ったとしても、その場で読み始めなければ
積ん読リストに追加される運命となり
下手をするとその山から二度と発掘されない可能性もあります。
タイミングを逸すると、本の旬も過ぎてしまいますから
買ったタイミングにこそ、読みたいものだと反省をしました。
今もカバンに入れた本が「読んでくれ!」と私に叫び続けています。
この叫び声を受け止めて、今日の通勤時間にカバンの中の本を読んでみようと思います。
「時間は資産だ!」といつも思うことで、人は先延ばしをしなくなるのです。

1日は24時間しかなく、この時間は誰もが共通です。
しかし、人によって時間の使い方は全く異なり、その価値は別物になります。
睡眠や食事、仕事の時間を差し引けば、私たちには本当にわずかな時間しか残っていません。
やりたいことはたくさんあり、会いたい人との時間も作り出さなければなりません。
時間に価値を生みだすためには、どうすれば良いのでしょうか?
私は隙間時間を徹底的に活用することを意識しています。

特に後回しにしそうな、読書時間を隙間時間で生みだすようにしています。
現代人が読書のための時間を作り出すためは、強い意志が必要になります。
多くの企業や個人が私たちの時間を奪いにきます。
iPhoneアプリでの誘惑も多く、気を許すとあっという間に時間が過ぎていきます。
FacebookやTwitterも読書時間にとっては大敵です。
最近では、私はソーシャルメディアの時間を極端に減らすようにしています。
FacebookやTwitterに費やす時間を1日に30程度に抑え
浮いた時間でiPhoneのKindleアプリで読書をするようにしています。

5分の時間(隙間時間)に、本を開くことを習慣にすることで
以前より多くの本が読めるようになりました。
5分の積み重ねによって、1日に1時間程度は新たな読書時間を生み出せます。
この隙間時間だけで、1日一冊程度の本を読めるのです。
これ以外の通勤時間と夜眠る前の読書で
1日2、3冊の本を私は読んでいる計算になります。

暇さえあれば、本を読んで、気になることをメモしておきます。
これだけ読んでいても、新しい本を見つけると買ってしまうので
積ん読を解消できませんが、空き時間を活用することで
その量を減らし、自分の成長に繋げたいと考えています。

若い時には本を読む時間が限りなくあったのですが、今はそうはいきません。
時間を上手にコントロールして、自分で読書の時間を作り出すしかありません。
ソーシャルメディア上での人付き合いが若干悪くなりますが
自分の時間を確保するためには、仕方がありません。

自分の道を進め。人には勝手なことを言わせておけ。ダンテ・アリギエーリ

やりたいことをやるためには、自分の時間を確保するべきなのです。
ダンテ・アリギエーリの言うような心ある人になって
本を読む時間=自分を成長させる時間を作り出したいものです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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