ピーク・パフォーマンスをあげるための、最も簡単な方法。 ペンタゴン式 目標達成の技術(カイゾン・コーテ著)の書評

最高な状態(ピーク・パフォーマンス)を引き出すためには
良い心身状態を保つことが重要です。
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ペンタゴン式 目標達成の技術(カイゾン・コーテ著)には
ピーク・パフォーマンスをあげるためには
以下の心身状態が必要になると書かれています。

・プレッシャーがありすぎず、しかし適度に緊張がある状態
無心で落ち着いている状態
・高い集中力を保った状態
自分自身を完全にコントロールできている状態
心理的に余裕があり、自信を維持できる状態

この状態を保つためには深い呼吸をすることがよいと言います。
実際、ペンダゴンでも2つの理由で深呼吸が推奨されています。

一つ目は、身体機能の健全化です。呼吸は二酸化炭素を体外に排出するのに、必要不可欠です。実に体内毒素の70%は、呼吸を通して排出されます。しかし、現代人は「呼吸が浅い」と言われており、成人男女の1分間あたりの平均呼吸数は12回から16回。肺容量全体のわずか18%から20%しか使っていないとされています。これでは、十分な酸素の循環ができません。

私たち、現代人の呼吸は浅く、肺の容量を活かしきれていないのです。
「鼻から4吸って、口から8吐く」ことで、肺や内臓を活性化でき
十分な酸素を循環させ、身体を落ちかせることができると言うのです。

極度に高い緊張状態に置かれていたり、何かに集中しすぎたとき、あるいは運動をする際に、無意識に呼吸を止めてしまう人も大勢います。これはとても危険なことです。呼吸はいわば、メンテナンス機能です。人を飛行機にたとえるとするなら、身体は機体そのもの。いくら優れた飛行技術があっても、飛行に必要な情報が手元にあっても、機体が健全に機能しなければ、飛行機は飛ぶことはできません。メンテナンスの基本となる呼吸が良質なものであることは、必要最低条件です。正しく深い呼吸をすれば、身体の浄化が進むだけでなく、血圧や心拍数の正常化、疲労回復、活力増加など、それだけで様々な効能をもたらします。つまり呼吸は、私たち人間にとって、健全に「機能」する身体づくりの基本なのです。

ストレスを感じると、呼吸を止めてしまう人がいますが、これはよくありません。
どんな時でも、呼吸を意識し、肉体を健全に保つ必要があります。
正しく深い呼吸をすることが、私たちの身体を浄化させてくれるのです。
また、深呼吸は肉体だけでなく、精神も安定させてくれます。

ペンタゴンが呼吸を重要視する二つ目の理由。それは、正しく深い呼吸を用い、身体的に働きかけることで、メンタル面での安定化、集中力の増加をもたらすためです。少し思い出してみてください。あなたがイライラしているとき、不安を抱えているとき。困難を抱えて焦っているとき。このようなとき、あなたの呼吸は浅くなっているはずです。呼吸の乱れは、精神の乱れと呼応します。人はストレスを抱えると、どうしても肩や胸だけで呼吸をしてしまうものです。そのようなとき、冷静な思考にはならず、身体も緊張しています 。

確かにセミナーの前など緊張している時に
深呼吸をすると気持ちは落ち着きます。
呼吸の乱れが精神の乱れと呼応するなら、正しい呼吸法を身に付けたいと思います。
(正しい呼吸法は本書ペンタゴン式 目標達成の技術を参考にしてください。)

最近では、一日10km〜15Kmのウォーキングを心がけていますが
その際も呼吸に注意するようにしています。
こえからもピーク・パフォーマンスをあげるために
深呼吸を心掛けていきたいと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

   

photo credit: Blue and Brown Anatomical Lung Wall Decor. Hand Embroidery Applique by Hey Paul Studios. via photopin(license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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