書評ブログを書く最大のメリットは何か?築山節氏の「脳の回転数をアップする」という言葉からインスパイされたこと。

記憶や後天的に獲得した能力は、時間の経過とともに失われてゆきます。ですから、得た知識を必要なときに使えるようにするには、継続的に情報をインプットし続け、話すための訓練も続ける必要があります。(築山節)

スクリーンショット 2015-12-24 9.06.44
人間の記憶は曖昧で、時間の経過とともに薄れていきます。
脳にしっかりと記憶させ、それを取り出すためには
音読したり、メモに書くことが効果があると脳科学者の築山節氏は
脳が冴える勉強法で紹介しています。

音読すれば、そこに書かれている言葉はほとんど認識されますし、キーワードを抽出すれば、解釈するための材料は揃います。それを使ってまとめようとすれば、整理の方向づけもできる。つまり、ここまでの作業をすることで、脳による情報の自動整理が始まる条件が揃うのです。

このメソッドを書評ブログに応用すると効果があります。
まずは、一冊の書籍を音読しながら
キーワードを抜き出し、メモにするのです。
本を自分ゴト化し、記憶に残し
自分のビジネスに活用するためには、以下の3つの組み合わせが鍵になります。
■音読
■キーワード抽出
■メモで整理

私もこの書評ブログを書くときに意識しているのが、著者のキーワード抽出です。
特に著者のキーワードが入っているいくつかの文章を抜き出し
それをまとめる形でブログを書くようにしています。
これで一冊の本を効率的に整理でき、ブログを書きながら
著者の主張を脳に刷り込め、記憶に残せるようになるのです。

著者のキーワードを整理することで、脳が刺激を受け
いろいろなアイデアが浮かんできます。
それをブログに書くことで、著者の思考を自分の中に取り入れられます。
著者の言葉から、自分を変えたくなったら、ブログに宣言して
どんどん、アクションにつなげていくのです。

自分一人の発想には限界がありますが、それを他人に伝えて一緒に考えてもらえば、限界が2倍に広がります。

また、書評をブログに書くと、読者の方から多くのフィードバックをもらえます。
参考文献や類書を教えてもらうことで、読書の幅を広げられます。
また、全く同じ本を読んでいるにも関わらず
違う切り口のアイデアをもらうことで、新たな視点でモノを考えられるようになります。
読書メモをアウトプットすることで、他者の脳も活用できるようになるのです。

また、定期的に自分の記事を読むことで、著者の思考を記憶に残せます。
数ヶ月後に記事を読み返すことで、著者の言葉から新たな刺激をもらえたり
突然、面白いアイデアが思いつくこともあります。
過去の自分のブログ記事が、未来の自分を助けてくれるのです。
書評ブログを習慣化することの最大のメリットがこれかもしれません。

新しい情報を仕入れると脳はそれに反応して、どんどん変化していきます。脳の回転数がアップするのです。

読書というインプットとブログというアウトプットを日々繰り返すことで
私は脳の回転数をアップさせています。 
その結果、アイデア力を鍛えられるようになったのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: DSC_4623 via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上名言その他ブログクリエイティビティライフハック読書術
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました