A good beginning makes a good ending. 始まりがよければ、良い結果がもたらされる。
とにかく行動しないと、何ごとも始まりません。
良い結果を得たかったなら、私たちはコトを始めるしかないのです。
頭の中でいくらアイデアを考えても、それをアウトプットしない限り
誰か他の人がそのアイデアを実現して、あなたは悔しい思いをすることになります。
それを避けるためには、アイデアが浮かんだら、まずは誰かに話をしてみるのです。
それがバカげたアイデアだと思われたら、チャンスだと思いましょう!
独創性が将来の成功にとって本当に最重要な要素であるのなら、なぜもっと多くの人が新しいアイデアを使って現状を打破しないのだろうか。答えはシンプルだ。バカであることの恐怖を乗り越えて新しい賢さ(スマートさ)を貫く勇気のない人が多いからだ。どのようなアイデアであっても、バカげたアイデアの中核には必ず独創性がある。あるいは、「独創性」と「バカバカしい」はほぼ同じものだと言ってもいい。バカげたアイデアは、私たちの心や頭の中のパワフルで創造力あふれる空間から生まれる。(リッチー・ノートン)
リッチー・ノートンは、「バカ?」と言われて大正解の中で
独創性とバカバカしいが、ほぼ同義だと言っています。
バカげたアイデアを認める土壌が企業には必要なのです。
自分たちが見つけたアイデアに価値があると信じられたなら
あきらめずに実行することで、成功が約束されるのです。
しかし、現代のような攻撃的な経済で勝ち残りたいのなら、組織内に独創性を育むことはただの「いいアイデア」などではなく、成功を手に入れるための「必須要素」なのである。自分から進んでバカげたアイデアのチャンピオンであろうとすることが、独創性、イノベーション、達成、インスピレーション、モチベーション、成功を高め、拡大するカギだ。仕事でも人生でも、ニュー・スマートのためのスペースを空けておくことはできるし、それが競争力を維持し、達成感を高め、有意義で持続的な成功を実現するために不可欠なのである。
「人生はすべてが実験だ。実験をたくさんすればするほどよい」と
エマーソンは言っていますが、私たちはこの実験を続ければよいのです。
リッチー・ノートンはバカバカしいアイデアをプロジェクトと呼ぶことで
成功の確率を高められると言っています。
楽観主義で自分のバカバカしいプロジェクトを推進しましょう。
あきらめなければ、成功できるのですから、まずは始めてみるのです。
さて、ここからが、今日のブログのタイトルでもある
「ベンチャー起業家が、絶対に忘れてないけないたった一つのルール」についてです。
リッチー・ノートンは、成功者に対しても大事なアドバイスを本書でしています。
起業家、企業内起業家または企業のトップが新しもの好きでいることをやめ、必要な変革や継続的改善を受け入れず、必要があれば一からやり直す勇気をもたなければ、旧態化は必ず起こる。自分以外の誰かがバカな(そして適応力のある)優れたイノベーションで主役に躍り出てくるリスクを招いてしまう。自分が消え去るか、存在意味を失うリスクを招いてしまう。
起業家や企業のトップが新しもの好きをやめると成長が止まると言うのです。
これを怠ると、成功企業でも没落が始まります。
T型フォードは最初は、バカバカしいアイデアでしたが
やがては、スマートなもの(当たり前)になり、マーケットを席巻します。
しかし、その後、フォードが社員にイノベーションを許さなかったために
進化がとまり、やがてはGMの餌食になってしまったのです。
旧態化はどんな企業にも起こりますから、トップはそこに注意を払わなければなりません。
バカげたアイデアを持ったライバルに負けないためには
スマートで居続けるための努力が欠かせないのです。
AppleやGoogleが絶えずバカバカしいアイデアに
絶えずチャレンジしているのにもこのような理由があったのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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