1000円、2000円の売り上げにも狂喜乱舞しろ。(勝間和代)
小さな売り上げでも大事にしろと勝間和代氏は言います。
起業したばかりのときに、いきなり大きな売り上げがあがるわけではありません。
逆に、起業時は製品やサービスを見つけてもらえなかったり
クオリティが低いために、なかなか売り上げはあがりません。
製品やサービスをできるだけ早く販売して
自社のプロダクトの良さをユーザーに知ってもらいましょう。
ファンを獲得すれば、フィードバックや応援をもらえ、会社を大きくできるのです。
その意味でも売り上げが上がったら
金額の多寡に関わらず、思い切り喜ぶべきなのです。
どんな小さな売り上げでも、目指していくのです。結果として、「低空飛行」という表現を使っていますが、もう、地面すれすれでもいいですから・なんとか売り上げが上がって、事業が続けられる状態を保ちながら、投資をしたり、改良をし続けると、突然、どこかで「どーーーーーん」とブレークが来ます。
開業→低空飛行→どこかできっかけ→離陸というステップが
起業の成功法則ですから、失敗したとしてもあきらめてはいけません。
多くの人は、最初から成功すると信じて起業しますが
初期段階には苦労するのが当たり前なのです。
この低空飛行がわからないために、多くの経営者は開業資金をあまり積んでいません。
そのために起業1年目、2年目で資金ショートを起こし
ビジネスをあきらめざるを得ないのです。
広告やPRをしていないサービスを知ってもらうためには、時間がかかります。
また、認知があっても、信頼がなければ、購入にはいたりません。
数ヶ月から数年ぐらいの時間が顧客基盤をつくるためには、必要です。
開業したばかりの会社や店をすぐに知ることはまずないわけですから
起業の初期には、あきらめずに顧客にファンになってもらうことです。
だからこそ、過剰投資は禁物で、起業というのは最初から「半年から1年、ほぼ売り上げがない状態でも運営が可能!!」という状況を作ってから始めないと、とっても危険、ということになります。
今年から、数社の取締役や顧問として働いていますが
優秀な経営者たちといっしょに働くことでいろいろなことを学んでいます。
彼らはキャッシュフローをとても大事にしています。
起業時には、彼らもやはり資金繰りで苦しんだと言います。
開業時には、運転資金をできるだけ手厚くすることが大事です。
半年から1年は売り上げが上がらないと思って、事業計画をつくるのです。
開業前からサービスや製品、マーケティング戦略をしっかりとつくりあげ
スタートダッシュを切れるようにして、不安をできるだけ減らしましょう。
また、起業前から、政策金融公庫などの金融機関との関係をつくっておくのです。
晴れた日にお金を借りて、事前に運転資金を充実させればよいのです。
補助金や助成金なども活用する手もあります。
起業家が初期に運転資金に悩まずに成功するための仕組みづくりを
現在、私は企画しています。
数名のプロフェッショナルと起業家のためのプラットフォームを準備しています。
事業計画、マーケティング、人事、法律・税務などのアドバイスを
ワンストップで提供しようと考えています。
近々、発表したいと思いますので、ぜひ応援ください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Blank Key on Keyboard – Blue via photopin (license)
コメント