石塚しのぶ氏の未来企業は共に夢を見る-コア・バリュー経営の書評

習慣化

私は、未来企業の条件は、「共に夢を見ること」だと思っています。それは第一に、働く人と共に夢を見ることです。未来企業は売上や利益を超える崇高な目標を掲げ、それに共感してくれる人を集めて、その人たちの協力を得ながら目標を達成していきます。(石塚しのぶ)

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ブログを書いていると時々奇跡が起こります。
昨日もその奇跡が私に訪れました。
ザッポスを日本で広めるキッカケをつくった石塚しのぶ氏に
ブログ記事がきっかけでお会いできたのです。
コンサルタント仲間の理央周氏から石塚氏の新刊の
アメリカで「小さいのに偉大だ! 」といわれる企業の、シンプルで強い戦略
献本いただき、それをブログに書いたことが、石塚氏とのご縁を生み出したのです。
ザッポスの奇跡を読んで、コアバリュー経営を学びはじめてから6年後に
直接石塚さんから学ばせていただく機会をいただけたのです。
石塚さんが長年研究されてきたお話はためになり、多くの気づきをいただけました。
本当にご縁に感謝します。
ブログを書いていると、本当に素晴らしい出会いをデザインできます!

今朝からその石塚氏の未来企業は共に夢を見る -コア・バリュー経営を再読しています。
冒頭の石塚氏の言葉が昨日の記憶を蘇らせてくれ、朝からパワーをもらえました。
社員や顧客と共に夢を見る企業しか行き残れないというメッセージが響きます。
アメリカの多くの企業がこの共感を生み出すための努力をはじめています。
新しい時代にふさわしい組織をつくれた会社しか生き残れない時代が
すぐそこまできている事実を石塚氏から教えていただけました。
生活者主体の時代には、働く人の意識も変わります。
自分が共感を持つ会社のためにしか、人は自分のパワーを使わなくなっているのです。
逆に、ビジョンやリーダーのハートに共感を持てれば
社員はワクワクしながら社会のために貢献するのです。

第二に、顧客と共に夢を見ることです。 「こう生きたい」という顧客の願いを汲み、その実現に向けてひたすらに価値創造します。第三に、社会と共に夢を見ることです。「こんな世界に住みたい」という未来像を描き、そのビジョンに人々を巻き込んで、熱烈な支持を得るばかりでなく、新しい世界を共に創っていきます。共通の目標と価値観のもとに旗を立て、そこに働く人や顧客を集め、人々の共感を原動力としてビジネスの常識を変え、社会を変えつつある会社が頭角を現してきています。

コア・パーパスコア・バリューを明確にし、共有している組織はブレがありません。
同じ目標に向かえる人のみを採用することで、スピード経営ができるようになります。
ありたい姿を示すことが、未来企業の経営者に求められています。
そのビジョンに共感するファナティカル(熱狂的)な社員が、顧客に価値を伝えてくれるのです。

企業のもつイメージやプレステージより、その企業がどんな目標をもち、何を信じ、どんな価値観をもって、どんな世界を創りたいと望んでいるか、それが重要視される時代が来たのです。新しい時代に生きる私たち一人ひとりが、自らの生き方と働き方を一致させ、自らの能力のありたけをもって貢献してこそ、より幸せで生産性の高い社会が生まれるはずだと私は信じています。働く人と、顧客と、そして社会と共に夢みる会社。そういった会社が溢れる社会を、皆さんといっしょに創っていくこと。それが、私個人が描く夢でもあります。

特に、思いやりを経営の柱にしたベリル・カンパニーの取り組みはすごいです。
医療系コンタクトセンター代行業の同社は
悩みを持つ人、悲しみに打ちひしがれた人の駆け込み寺になっています。
精神的にストレスの多い会社であるにもかかわらず
笑顔で社員は働いているといいます。
このような事例を読むことで、未来企業のあり方がわかります。
ぜひ、経営者や起業家の方に本書
未来企業は共に夢を見る -コア・バリュー経営を読んでいただきたいと思います。

私の好きな本や自分の著書をピックアップしています。
ぜひ、書籍の表紙をクリックしてご一読ください。

    
     

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