斎藤茂太著の「捨てる」「片づける」で人生が楽になるの書評

それでなくてもモノがあふれているこの時代、「人と、どうやってつき合ってゆくか」と同時に、「モノと、どうつき合ってゆくか」という問題を真剣に考えなければならなくなったようである。考えてみれば、むかしはよかった。モノが少なかったから、モノにふりまわされて右往左往することなどなかった。(斎藤茂太)

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斎藤茂太
氏の「捨てる」「片づける」で人生が楽になるには
断捨離の効果がわかりやすく説明されています。
私たちは人との関係だけでなく、「モノ」との付き合い方も
真剣に考えなければなりません。
現代という時代は、モノがあふれていますから
放っておくと部屋はあっという間に散らかります。
定期的に自分の周りを片付けないと、心が落ち着かなくなります。
モノがなくなれば、イライラの原因にもなります。

特に、私は忙しくなると部屋が汚れます。
新聞、雑誌、書籍、ドキュメト、DMが一気にたまり
これを見るだけで、やる気がなくなります。
1日に5分でもこの不要な山を整理する時間を作れば
部屋が綺麗になり、心をもっと安定させられるはずです。

斎藤氏は、断捨離には6つの効果があると書いています。

◉不要なモノ、思い入れのないモノは捨てる……ストレスが軽減される。
◉捨てることを 「もったいない」と思わない……モノを大切にする心が養われる。
◉書類で散らかり放題になった仕事机を整理する……それだけで人間的に成長する。
◉虚栄心からモノを増やさない……自分らしい暮らし方を楽しめるようになる。
◉「増やす」より 「減らす」に重点を置く……モノへの愛着が生まれる。
◉モノの扱い方について 「家庭憲法」を作る……家が快適なくつろぎの場となる。

部屋の汚れは、四六時中、目につきますから
さっさと行動を起こさないと、気分が悪くなってしまうのです。
部屋を綺麗にすることで、イライラをなくせ
感情をコントロールできるようになります。

また、不要なモノを買わないことで、モノを大事にする心を養えます。
100円ショップに行くと、ついつい無駄なモノを買ってしまいますから
最近は、できるだけ近寄らないようにしています。
安物買いという悪い習慣も、お店に近づかないことで回避できるのです。

減らすことにフォーカスし、それをゲームにすると
余計なモノを買わなくなります。
今日は、1日買い物をしないなど
自分でゲームのルールをつくると不要なモノを減らせます。

昨年からダイエットを始めましたが
この習慣のおかげでジャンクなモノを買わなくなりました。
コンビニにも水を買いに立ち寄るだけになり、浪費も減らせました。
人はモノを見なければ、モノを買わなくなるのです。

「モノはあるけれど豊かではない」というバカな人生を
私たちは送っているのかもしれません。
モノが溜まれば、ストレスが余計に溜まりますから
減らすことを日々意識して、人生のクオリティを高めましょう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

photo credit: Not Another Desk Setup via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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