ストレスがかかると、生体内に異変が起きたり、さまざまな機能が低下したりします。すると、身体は体内の調整システムを働かせてストレスに対抗し、しだいにストレスと抵抗力のバランスを保ちながら、適応状態をつくり出していきます。しかし、そのストレスが長期間続いたり、他のストレスが加わったりすると、抵抗力が弱まり、身体や心の病気を引き起こしてしまいます。(柴崎真木)
柴崎真木氏の疲れやすい人の食事 いつも元気な人の食事によって
ストレスとの付き合い方、健康の3原則、食事の重要性を再確認できました。
ストレスが全て問題だというわけではありません。
適度のストレスによって、課題を乗り越え、チャレンジできるようになります。
しかし、ストレスが増えすぎると、心や体の病気になってしまうのです。
疲れた時には、眠る、休む、食べる、笑う、マッサージするなど
様々な対処法で私たちはストレスを軽減できます。
また、疲労をなくすためには、以下の健康の3原則が欠かせません。
健康の3原則である 「運動」 「栄養」 「睡眠」の3つのバランスがうまくとれていることがベースとなります。このバランスをないがしろにしてはどんなによいといわれる疲労回復方法を取り入れたとしても十分な効果を得ることはできません。
疲れやすい人の食事いつも元気な人の食事 [ 柴崎真木 ] |
私たちは健康になるために、運動、栄養、睡眠のバランスを取らなければなりません。
■エネルギーや栄養素をとったり、回復させるための食事
■適切な負荷をかけた運動
■質のよい睡眠
このサイクルをうまく回すことで疲労が回復し、パフォーマンスも向上します。
いつも元気な人は自分に合った疲労回復方法を見つけ、このサイクルを上手に回しています。
元気体質になるための食事の基本は「エネルギー」「質」「タイミング」の3つです。
エネルギー=エネルギー量のバランス
質=栄養素の配分
タイミング=いつ、どうやって食べるか?
このうちどれか1つ欠けても、元気は取り戻せません。
食事のバランスに気を使わなければ、私たちは疲れから解放されないのです。
著者は疲れやすい人は、糖質を好むと指摘しています。
疲れやすい人は、糖質が多く、
食物繊維の少ない炭水化物を選んでいます。 お菓子や菓子パンを食事代わりにしてしまうことが多く、 食パンでも、 ふわふわのやわらかいパンにジャムやはちみつをたっぷりぬったも のを食べているパターンが多いようです。 ふわふわのやわらかいパンは生地に砂糖を使っていることも多いの で、血糖値が上がりやすくなります。
逆に、
ごはんでも雑穀や玄米などを混ぜたごはんを食べているそうです。
雑穀や玄米は白米より食物繊維も多く、血糖値をコントロールできます。
また、単品メニューの食事もやめたほうが良さそうです。
単品だけを食べ続けるのは飽きますし、
毎日の食事や食習慣というのは、
単品だけのダイエットは長続きしませんし、その後リバンウドを起こしがちです。
単品ダイエットは、太ってしまったり
体調を壊してしまうリスクがあることを覚えておきましょう。
元に戻った分の体重は水分と脂肪で、
減ってしまった筋肉や骨、血液などは早々元には戻りません。 身体ができるには3か月から6か月は少なくともかかるからです。(中略) 結論をいうと、抽象的ですが、 エネルギーが低い調理方法や栄養素が豊富な食品を選んで、 バランスよく食べて減量することが一番の近道なのです。
主食、
それぞれの食品を組み合わせることによって、不足している栄養素を補えます。
これで、体も疲れなくなるはずです!
ーつの食品に必要なすべての栄養素が含まれているわけ
エネルギーを減らし、必要な栄養素も取りきれない単品ダイエットは、体のためになりません。
減ってほしい体脂肪が減らず、逆に、
バナナやリンゴなどの単品ダイエットという情報に惑わされずに
エネルギーを確保しながら、多くの栄養素が取れる和食ダイエットを心がけましょう。
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ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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