運が良いお店の特徴は、「お客様の期待以上」
のことができているお店です。
お客様の期待を超える「味」
お客様の期待を超える「価格」
お客様の期待を超える「雰囲気」お客様の期待を超える「おもてなし」
人に置き換えても同じです。運を引き寄せる人は、相手の期待を超えることができる人です。(横山信治)
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横山信治氏の「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣の書評ブログを続けます。
横山氏は本書で運を良くする50の習慣を紹介しています。
その中で横山氏は運が良い店の特徴を期待以上のことができる店だと書いています。
確かに繁盛店は、味、価格、雰囲気、おもてなしどれをとっても
期待値を超えている場合が多いです。
私は繁盛店を「お客さん全員が笑顔の店」だと定義しています。
繁盛店になるためには、選ばれる理由が必要です。
常連客はその理由を仲間や家族に積極的に伝えようとします。
自分の期待値以上のサービスを受ければ、人は口コミをしたくなるのです。
自分が選んだ理由を笑顔で話してくれるわけですから
相手に対しても説得力があります。
常連客は一緒に店に連れて行き、みんなでサービスに満足し
ソーシャルメディアに笑顔の写真をあげてくれるわけですから
これ以上の宣伝効果はありません。
このように応援者の口コミや投稿が、運の良い店(繁盛店)を作り出していくのです。
「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣 [ 横山 信治 ] |
本書で横山氏は運に見放される人の特徴を4つあげています。
①言われたことしかしない
②楽をして仕事をしようとする
③続かないという性格を直さない
④すぐにふてくされる(藤尾秀昭)
これは「人間学」を追求し続けている致知出版の藤尾社長が何千人もの成功者と対談し
成功しない人に共通する4つの特徴をまとめたものだそうです。
裏を返せば、この4つの特徴をなくすことで、私たちは運を良くできるはずです。
まずは、人から言われたこと以上のことをやることが肝心です。
横山氏は相手を喜ばせたいという気持ちで、行動するとよいと書いています。
相手を思いやることで、私たちはプラスアルファの行動ができるようになります。
繁盛店がお客さんを笑顔にさせるように、目の前の人を笑顔にさせればよいのです。
そのためにできることを絶えず意識し、行動することで運気をアップできます。
仕事で相手のことを考え、喜んでもらおうとする姿勢を続けると、相手はあなたに好感を抱き、良い情報と良い人脈を紹介してくれるので、運気が大きく向上します。相手は何を望んでいるのか、どうすれば相手が喜ぶのかを想像するだけで、仕事の結果が変わってくるのです。
相手が望んでいること以上のことを想像して
小さなことでもよいので、まずは始めてみましょう。
笑顔や感謝の言葉は今すぐにでも取り入れられるはずです。
本書の横山さんの言葉を繰り返し読むだけで、私たちは運気をアップできます。
あとは自分の力を信じて、50の習慣を実践するだけです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
こちらの本書の書評もご覧ください。
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