ダン・ハリスに7日間起業でMVPの重要性を知る!

アントレプレナーになりたいのなら、ビジネスを成功させることが好きである必要がある。(ダン・ノリス)

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photo credit: gfdnova1 Success! via photopin (license)

ダン・ノリス7日間起業書評ブログを続けます。
ビジネスを成功させるためには
よいアイデアと実践、そしてスピードの3つが欠かせないとダン・ノリスは指摘しています。
成功を見極めるために、さっさとプロダクトをローンチすることが大事だと言うのです。
ダンは自分の起業成功体験を7日間のフレームにまとめ、以下のように私たちに提示します。
実際、起業のために7日間では短かすぎると疑問が出るはずですが
本書を読めば、早くローンチすべき理由がわかります。

■1日目 アイデアを決定する。
いくつかのアイデアを出し、その中からいいアイデアと悪いアイデアを(実際の顧客がまだいない状況で可能な限りにおいて)より分ける。
■2日目 7日後に口ーンチするものを決定する。
ここでMVP(実用最小限の製品)という概念で、何を口ーンチするべきかの検討を開始する。

■3日目 ビジネスの名称を決定する。
それは実際には大した問題ではないが、シンプルで有益な名称を決定する。
■4日目 ランディングページか、なんらかのオンライン上のプレゼンスをつくる。
1日もかからないウエブサイトを構築法をする。
■5日目 ビジネスを継続するか否かを決定する。
ビジネスを十分な数の人々の前に提示し、継続の判断をする。
■6日目 あなたにとって成功とは何かを定義する。
ゴール設定、そしてゴールに届かない場合の改善策を立てる。
■7日目口ーンチしなければならない。

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今日はアイデアづくりとローンチ決定について学びます。

スタートアップを生み出すということは、顧客に価値を提供する長期的なアセットを生み出すということだ。

ダンは良いアイデアとは価値あるアセットを生み出すもので
顧客から支持されるものでなければならないと定義しています。
多くのユーザーが重視する要素において、飛び抜けた強みを作る必要があります。
当然、マーケットが将来大きくならなければ、起業する意味はありません。

アントレプレナーにとって、短時間でローンチするがキーワードになります。
自己資金が枯渇しないうちにローンチし
顧客からすぐに学び、改善し、新たなマーケットを生み出すのです。
その際、アイデア段階から、素早くローンチできるものを選ぶことも大事です。
ダンは二ヶ月以内にローンチできないものを選んではいけないと力説しています。
(本書のアイデアチェックシートを使って、しっかりアイデアを吟味しましょう!)

私にとって、本書の魅力を高めてくれたのが、MVPという考え方です。

プロダクトやサービスを開発するのに6カ月も費やすのではなく、有効なテストを行うための最小の作業だけを行うということなのだ。

私たちはすぐに顧客を見つけ、課金できるかを確認しなければなりません。
その有効なテスト(MVP)をできるだけ短期間で行うのです。
その際以下の質問をすれば、7日後にローンチするものをイメージできます。
・実際の顧客にどうやってサービスやプロダクトを届ける?
・7日後に、どうやって彼らに支払ってもらう?
・ M V Pはプロダクトの完成形にどれくらい近づけられる?
・どの部分を手作業にできる? (ヒント:おそらく全部 )
・外注ではなく自分自身でできることは?
・顧客に対し、可能な限りリアルなオファーをするには?

7日目にローンチするものを顧客が得るものという視点で、アイデアを書き出すのです。
短期間のローンチに含まれるもの、含まれないもの
自動化する部分と手作業で行う部分も書き出せば、やるべきタスクが整理できます。
本書のフレームワークが起業の成功を後押ししてくれるはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

      
       

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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