似鳥昭雄氏の「ニトリ 成功の5原則」の書評

私はまだ20代という気持ちでやっている。死ぬまで現役でいたい。(似鳥昭雄)

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-20-6-44-18
PDFA習慣術
の徳本昌大です。
以前、日経新聞の私の履歴書を読んで、似鳥昭雄氏に興味を持ったのですが
彼の言葉を読むと、パワーをもらえます。
私も死ぬまで現役で世の中に貢献したいと考えていますが
若い気持ちを失わないようにすると、自分への投資をやめなくなります。
積極的に行動するといろいろな人に出会えます。
新しいことをやろうとすると必然的に若い世代に学ぶ機会を得られます。
彼らと交流することで刺激を受け、エネルギーをチャージできるのです。
若い世代と一緒に動くことで、アクティブな自分を取り戻せます。
新しいものを採り入れるためには、古いものを捨てる勇気も必要なのです。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

送料無料/ニトリ成功の5原則/似鳥昭雄
価格:1080円(税込、送料無料) (2016/9/20時点) 

過去は過去だと考えて、いま現在の会社において素直に物事を吸収していくことが大事。

29期連続で増収増益を達成したニトリには数多くの秘密があります。
「過去は捨て去り、現状を否定する人が問題を発見できる」と似鳥昭雄氏は言います。
時代感覚を失い、変化を忘れると企業は成長できません。
絶えず、顧客を喜ばせ、ワクワクな売り場を作ることが大事だと
ニトリ 成功の5原則から学べました。

本書には私の履歴書では紹介されていない破天荒な似鳥氏の過去が書かれています。
裏口入学や替え玉受験、倒産の危機など数々の修羅場をくぐり抜け
ニトリを成長させていきます。
当初は売り上げが上がらないダメ店舗でしたが、今では売り上げを拡大し
アメリカや中国でも店舗展開しています。

机上の問題を解く力と、実社会で活躍する力は全く別だ」という現実を理解すれば
自分の考え方や生き方を変えられます。
勉強ができなくとも成功できる」と思えれば、未来にも希望が持てるようになります。
要は考え方一つで、人生を変えられるのです。

似鳥氏は、成功の5原則(ロマン、ビジョン、意欲、執念、好奇心)を持てば
事業は成功させられると繰り返し、語っています。
人のため、世のために、人生をかけて貢献したい」と思うこと
目的を明確にすることで、人生が変わることを本書から学べます。

ロマンとビジョンがあるから、意欲も出て諦めない執念も出てくる。ロマンとビジョンがない人は、途中で諦め、障害を認めてしまいがち。

途中で諦めないためにも、起業家にはロマンとビジョンが必要なのです。

ビジョンとは20年以上先に達成すべき、長期の目標です。目標とする数字はそれを達成するまでの期限を入れた、具体的な目標を言います。しかも、それは達成不可能とも思えるほど大きな数字でなければなりません。

そして、ビジョンとはできるだけ大きな数字にすべきです。
未来のワクワクな自分をイメージして
大きなビジョンをつくることが、私たちには必要なのです。
ビジョンを達成しようとすることで生き方が変わる」と言う言葉がとても刺さりました。
似鳥氏のロマンビジョンと達成しようという執念が、ニトリの成長の秘訣だったのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

     

     

photo credit: Vision II via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上名言その他ブログアイデアクリエイティビティ
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
起業家・経営者のためのビジネス書評ブログ!
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました