「必死に働く」ということは、リスクを負うことにほかならない。
それは失敗への恐れや、目立つことへの恐れ、 拒否されることへの恐れなど、 自分が直面したくないような状況にあえて立ち向かうときにはじま る。「必死に働く」ということは、こうした障壁を飛び越え、 あるいはその下のトンネルを進み、 さらなる障壁をも乗り越えていくように、 自分自身を鍛えることである。そしてそれをやり遂げた後もなお、 新たな挑戦に向かう習慣をつくることである。(セス・ゴーディン)
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セス・ゴーディンの出し抜く力: 先がわかる人は、何を見ているかの書評ブログを続けます。
私たちホワイトカラーは、リスクをとることで、結果を残せるようになります。
農耕時代は長時間働くことが美徳で、それが生産性を高める早道でしたが
今は人とは異なることにチャレンジすることが成功の鍵となります。
自分で考え、人に貢献することを日々実践すれば、対価を得られます。
長時間働くことよりも、アイデアを生み出し、それを実践する方が価値があるのです。
必死に働くとは、人とは同じことをしないことです。
あえてリスクを冒し、障壁に立ち向かうことで、私たちは大きな壁を壊せます。
当然、新たなチャレンジには失敗はつきものですが
あきらめずに行動し続けることで、突破口が見出せます。
当然、人と違う道を選択すれば、批判や陰口を言われることもあるでしょう。
しかし、自分の人生を生き始めるとそんなことは気にならなくなります。
新たな行動を起こすと、不思議と新しい仲間が集まり始め、あなたを応援してくれます。
情報発信と行動力が魅力的な人を引き寄せます。
もしも、友人があなたの夢を邪魔するドリームキラーになったなら
それは真の仲間ではないと捉え距離をおきましょう。
逆に一緒に夢を叶えてくれる人を見つけるチャンスだと思うのです。
セス・ゴーディンの出し抜く力先がわかる人は、何を見ているか【電子書籍】[ セス・ゴーディン ] |
本書のセス・ゴーディンのビジネス書の読み方のアドバイスがとても参考になりました。
ビジネス書に書かれていることは、ただ読み飛ばすのではなく
メモを取り、実行に移すべきだというのです。
まさにこのブログが提唱する「行動する読書」が本書でも紹介されていました。
必死に働くためには、新なアイデアと実践が欠かせません。
ビジネス書を上手に活用して、新たな行動のヒントを見つけましょう!
以下本書からセス・ゴーディンの3つのアイデアを引用します。
1、読みはじめるまえに、自分がいつもしている仕事について、何か三つ変えると決めよう。そして読みながら、その三つを考えてみる本の目的は、何かを変えるように読者を説得することではなく、何を変えるかを読者自身が選ぶ手伝いをすることである。2、せっかく時間という貴重な財産を投じるなら、ぜひそれを生産的なものにしよう。付せんや索引力ード、蛍光ペンなどを利用するのもいい。これは忘れないようにするためではなく、やる気を起こすためである。三週間後、もしまだメモしたことについて行動を起こしていないとしたら、時間をドブに捨てたことになる。
3、ビジネス書の唯一最高の活用法は、それを他人と分かち合うことだ。必要な人にその本を手渡し、(周囲を巻き込んでも)行動を起こさせる。本は思い出であり、情報の容れ物でもあるが、読む人にやる気を起こさせるきっかけにもなる。
この3つのアドバイスを実生活に取り入れましょう!
私はこの書評ブログを書くことで、著者からのメッセージをより自分ごと化できました。
読んで、メモを作り、書くことで、自分が何をすべきかが明確になります。
書くことで読者の皆さんとも内容を分かち合えます。
ここから多くのフィードバックを得られるのです。
セミナーでも自分に影響を与えたビジネス書を紹介するようにしています。
人に説明することで、自分ができていないことにも気づけます。
本を読んだら、様々なアウトプットを行い、自分の血肉にするのです。
この繰り返しによって、今何をすべきかを自問できるようになります。
せっかくビジネス書を読んだのなら、自分を変えられるメソッドを身につけましょう。
定期的に自分の行動をチェックし、足りないことがあれば
過去の読書メモと今の自分を対比してみるのです。
読書時間を無駄にしないために、セス・ゴーディンのアドバイスを取りいれましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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