そもそもこの土地に来ることになったのは、いくつものありえないような出来事が重なったおかげだった。そうした予期せぬ、ありえないような出来事が人生の節目で起こらなかったら、今のわたしはなかっただろう。知り合いのほとんどが、やはり紆余曲折のある人生の軌跡をたどっている。(バーナード・ロス)
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スタンフォード大学dスクール 人生をデザインする目標達成の習慣の書評を続けます。
私たちの人生は計画どおりには推移しません。
だから人生は面白いのですが、なにも準備をしないでよいというわけではありません。
自分のやりたいことを明確に決め、それに向かって行動しているうちに
チャンスが突然舞い込んでくるのです。
夢を語るうちに仲間が面白い人を紹介してくれたり
偶然出掛けた場所で新たなチャンスが見つかるのです。
昨日は思ってもみなかったありえないことが、突然起こるから人生は楽しいのです。
より多く行動しているから、素晴らしい「ハプニング」が引き寄せられてきます。
目標に向かって動くことで、運がどんどん良くなっていきます。
私も出張先にインスパイアされ、そこでビジネスのアイデアを思いついたり
紹介で会った人と盛り上がり、その日に起業の話が決まるなど
今までに場所や人とのご縁によって、ビジネスがスタートしたことが何度もあります。
不思議なセレンディピティによって、人生はより面白くなるのです。
思った通りの人生などなく、紆余曲折がつきものなのです。
ワクワクしながら行動していれば、必ず良いことが起こると私は確信しています!
スタンフォード大学dスクール 人生をデザインする目標達成の習慣 [ バーナード・ロス ] |
難しい問題からでも、良いことが引き寄せられます。
多くの人がトラブルだと思うようなことでも
対応を真剣に考えることで、思わぬヒントが見つかります。
「問題」という言葉には、ネガティブな響きがある。直さねばならないまずいところがあると示唆する。だが、人生を良くする機会だとリフレーミングすれば、ポジティブになる。問題解決を、基本的な生きる力とみなすことができる。悟りを開いた人なら、あらゆる問題をチャンスとみなす。しかし、問題が人生に及ぼすポジティブな影響を理解するのに、悟りの境地に達するのを待つ必要はない。自分の体験を探るだけでいい。問題に取り組むとき、わたしは生活のすべてを費やす。問題に取り組みたくてうずうずしてなかなか寝つけないし、朝は早くから目が覚める。
成功者は問題をリフレーミングして、チャンスにしてしまいます。
問題に逃げずに取り組むことで、脳が力を発揮し、解決策が頭に浮かんだり
良い出会いによって、問題があっという間に処理できたりします。
このように、問題は私たちに良い影響を与えてくれます。
ピンチだと思っていたことが、捉え方を変えることで、チャンスにできるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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