パブリック・コミットメントで成功を引き寄せよう!

成功体験は脳の快楽物質であるドーパミンの分泌を促し、元気を出すには一番の方法です。(堀田秀吾)


photo credit: wuestenigel Brief schreiben (engl. Letter Writing) via photopin (license)

堀田秀吾氏は科学的に元気になる方法集めましたの中で
小さな成功体験を大事にすべきだと書いています。
このブログでも何度も小さな成功体験の重要性を紹介しているので
堀田氏の主張にはとても共感を覚えます。

人は自分で設定した目標をクリアできると満足できます。
目標の大小には関係なく、それを達成することに意味があるのです。
逆に、高い目標を設定してしまうと、なかなか目標を達成できずに自信を失います。
最初は比較的簡単にクリアできる目標を掲げて、小さな成功体験を積み重ねます。
次に、少し努力すれば、達成できそうな適度に難しい目標を設定するとよいでしょう。
成功体験によって、自己効力感が高まり、どんどん行動できるようになります。
私も毎日このブログを更新することを決めて
それをクリアすることが自信になり、日々小さな幸せ気分を味わっています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

科学的に元気になる方法集めました [ 堀田秀吾 ]
価格:1447円(税込、送料無料) (2017/3/6時点)

「起業して○○の事業をしたい」などといった大きな目標を叶えるための方法を
堀田氏は本書で紹介しています。
「予言の自己成就」と「パブリック・コメント」いう2つのメソッドです。
まずは、予言の自己成就について本書から引用します。

アメリカの社会学者・マートンが提唱した「予言の自己成就」という現象があります。マートンは「予言の自己成就」を「最初の誤った状況の規定が新しい行動を呼び起こし、その行動が当初の誤った考えを真実なものとすること」と定義しています。かみくだくと、「仮に間違った予言でも、人々がそれを信じることでその予言が実現してしまう」という意味です。一見ネガティブな意味なのですが、この効果はプラスに転じさせることもできます。つまり、はっきりと目標として掲げることで、ぼんやりと「そうなったら良いけどな」と考えているときよりも努力に身が入ったり、その手伝いをできる人が目標を知って「手伝ってあげよう」と思ったりすることで、本当に達成できることがある、ということです。

目標実現のために、自分の夢を宣言することは有効です。
夢リストを書いて、会社の人やパートナーに伝えることで。後には引けなくなります。
また、身近な人やソーシャルメディアの仲間が夢に共感し
サポートしてくれるようになります。
これを繰り返すうちにいくつも夢が実現します。
私も多くの人の応援を受けながら、いろいろなプロジェクトを前進させています。

ドイツのレヴィンの研究などで有名な、「パブリック・コミットメント」という効果があります。すごく単純にいうと、人は、他人の前で表明した自分の言動に矛盾しないように行動しようとするということです。

このパブリック・コミットメントは本当に効果があります。
自分の行動をポジティブに変える宣言を周りの人にどんどんしてみましょう。
リアルだけでなく、ネットの力を活用することで、より多くのサポーターを得られます。
夢の実現スピードをアップするために、より広い場所で宣言するのです。
思い切って、ソーシャルメディアやブログで宣言してみましょう。
私はパブリック・コミットメントのおかげで
出版や連載のチャンスを何度もゲットしているので、このメソッドはオススメできます。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
堀田秀吾氏の関連記事はこちらから

     

    

 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました