リー・ウェイウェンの成功する人はなぜ、「この7人」を大事にするのか?の書評

人生における不幸とは「学校で嫌いな教科を勉強させられること」「会社で最低の上司に出会うこと」「価値観の合わない結婚相手を選ぶこと」の3つだと言った人がいる。どこを向いても嫌いなものばかり、何をやっても無理にやらされているように感じる……そんな人生の、何とつまらないことか。(リー・ウェイウェン)


photo credit: barnigomez Maraton johnny B Good via photopin (license)

成功する人はなぜ、「この7人」を大事にするのか?を読むと
付き合う人によって、未来が変わることを実感できます。
著者が指摘するように、嫌な人と付き合うことほど不幸なことはありません。
人生を良くしたければ、正しい人を選択する必要があります。
どんな相手と付き合うかによって、未来が決まってしまうのです。

人には人生のステージごとに、さまざまな出会いがある。そして、そのとき出会った相手から得たヒントがきっかけで、運命が大きく変わることもある。これこそが人づきあいの醍醐味であり、「成長学」のレクチャーでもっとも強調されるポイントでもある。人と出会い、人に助けられながら、人生の進路を修正していくことが大事なのだ。

幼い頃に人との付き合い方を学ばないと大人になってから苦労します。
おもちゃの貸し借りを通じて、私たちは人間関係を構築します。
子供の頃に一人で過ごしていると人間関係の機微を学ばないまま成長し
人の力を上手に使えなくなる恐れがあります。
現状をあなたが孤立無援だと認識しているのなら
今すぐ人間関係を改善しましょう。
一人ぼっちのチャレンジは、リスクが高く、成功を遠ざけます。

どんな家庭に生まれたかにかかわらず、この世に生を受けたその日から、私たちは人づきあいの長い旅路を歩き始めるのだ。善人と悪人、価値のある人とない人、いい影響を与える人と悪い影響を与える人……さまざまな人との出会いを通じて、人を見分け、選ぶ能力を養っていく。これは生涯続く大事な修業だ。人生でどれだけ成功できるかは、この修業の成否にかかっている。

人生のステージごとに優れた人間関係を築き
正しい道を選べるようになるには
人を見る目を養う」ことがポイントになります。
特に、若い時には利害関係のない友人を作るチャンスです。
相手をしっかりと観察し、隠れた長所を見いだすようにしましょう。
仲間の長所を取り入れ、自分を改善していくことで、自分を変えられます。
そのためには次の2つの原則を覚えておく必要があります。

1、どんな相手にも必ずどこかしら学ぶべき長所があるということ。
2、公平な基準で判断すること。世俗的な基準、たとえばお金持ちかどうか、容姿が優れているかどうか、親切か冷淡か、さらには第一印象や服装の善し悪しなど、”分かりやすい基準”に判断を左右されてはならない。

人付き合いの基本は外見に惑わされないことです。
どんな人からでも学べると考え、純粋な視点で相手の長所にフォーカスします。
損得抜きで相手を判断し、自分の人生のパートナーを選ぶのです。
学生時代には、学ぶ価値のある同年代の友達を見つけ
遊びながら、ともに成長し、相手の長所を自分の中に取り込むようにしましょう。

他人の長所を取り入れ、自分を変えるために必要な5つのこと

人間関係を構築する際に、大切なことは相手を受け入れることです。
そして、相手にも自分を受け入れてもらえるように努力します。
自分の殻に閉じこもっていると孤独な時間を過ごすことになり
チャンスを引き寄せられません。
多くの人に心を開いて、自分の思いを伝えたり
仲間の夢や目標を理解し、サポートすることで
素晴らしい人脈をつくれるはずです。
自分の強みで相手を応援することで、良いことが起こり始めます。

そのために、次の5つを意識するとよいとリー・ウェイウェンは言います!
□自分自身を正しく評価すること
□他人を思いやること
□開放的な人づきあいをすること
□ありのままの自分を保ちつつ、常に向上心を持つこと
□他人と意見を交換する習慣を持つこと

自分の価値を見つけて、貢献することで、相手と仲良くできます。
気持ちの良い挨拶や笑顔で接することでも、相手を幸せにできます。
自分の仕事や趣味など持っている価値を相手に伝えるようにしましょう。

こんな人と絶対に付き合おう!

「なぜ?」と問いかけることは、好奇心を満たす過程だ。学びとはすなわち、自分の好奇心を満たし続けることを意味する。さまざまな疑問の答えをーつひとつ探していくのだ。人の理解力には限界がある。私たちがこの世界に生きている以上、すべての疑問の答えはこの世界で起きる現象の中にあるはずだ。試験の答えもすべて、私たちの生活の中から見つけられる。あなたの周りに「なぜ?」と疑問を持ち、自ら答えを見つけるのが得意な
人はいないだろうか。

ガリ勉タイプの人は社会に出てから、あまり成功しません。
テキストを暗記するだけでは、現代社会の複雑な課題を解決できなくなっているからです。
読書や経験を通じて、自分の価値を高めるのです。
学びとは自分の好奇心を満たし続けることで
私たちはいくつになっても、「なぜ?」を発するべきです。
もしも、周りにそんな人「なぜ?」と疑問を持つ人がいたら
絶対に仲良くしましょう。
彼らは多少変わり者であるかもしれませんが
刺激や喜びをあなたに運んできてくれるはずです。
自分のないものを持った人たちと積極的に付き合うようにするのです。

また、自分を改善してくれるメンターを見つけることも価値があります。
自分より優れた人に教えを乞うことで、短時間で自分を変えられます。

効率的な学習方法とは、閉め切った家の中で独自の発明をすることではない。優れた師の成功例から学ぶことだ。また、メンターとなりうる相手と出すべ会う術を身につけることだ。

優秀な人が集まる勉強会やパーティーに参加し
メンターを見つけるようにするのです。
過去を変え、未来に希望を見出す成功者がいたら
彼らの知識や経験を自分ごと化しましょう。
教えを乞えば、大概の人がアドバイスをしてくれるはずです。
良い答えを得られたら、メンターになってもらうのです。

まとめ

自分の価値を高め、相手への貢献ができると
自分の人生を楽しめるようになります。
まずは、自分の周りで理想の人物を探し、仲良くなるのです。
彼らの長所にフォーカスし、それを自分の中に取り入れましょう。
年上や年下など相手の年齢にこだわらず
長所を持っている人から学び続けることで
良いことを引き寄せられるようになります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!!

    

    

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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