レス・ギブリンの「人を動かす」ために本当に大切なことの書評

「人を動かす技術」の意味を具体的に表現すると、次のようになる。
人の気持ちがわかるようになる
人の心をつかむスキルが身につく
人とうまくかかわれるようになる (レス・ギブリン)


photo credit: boellstiftung Pausengespräche via photopin (license)

人を動かす技術を身につけよう!

レス・ギブリン「人を動かす」ために本当に大切なことを読むと
人との関わり方が変わり、人生を楽しめるようになります。
「人を動かす技術」には、さまさまな要素が含まれるとレス・ギブソンは指摘します。
人々を統率する能力、売り込む技術、部下を管理する能力、個性、人間的な魅力などが
身につくことで、私たちは成功と幸福を手に入れられます。

心理学者たちによると、成功と幸福に最も重要なのことは
知性でも学歴でも体力でもなく、人との関わり方の優劣で決まるそうです
人との関わり方がうまくできるだけで、ビジネスで成果を得られます。
そればかりか、プライベートも充実し、いつも笑顔でいられるようになります。

人を動かす技術」を習得することで、私たちは以下の恩恵を受けられます。
■収入が増える
■友人が増える
■周囲に認められる
■名声が得られる
■人々から受け入れられる
■昇進を果たす
■称賛される
■安定した生活が送れる
■自信がつく
■深い満足感が得られる
■その他大勢から抜け出すことができる
■心配事が減る
■安心感が増す

しかし、多くの人はこの技術を身に付けることをせずに
人間関係で苦しんでいます。
どうすれば、私たちは人とうまく付き合えるようになるのでしょうか?

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人との関係を改善する方法

相手が何を求めているかを考えない限り
人との距離を縮めることはできません。
レス・ギブリンは人の特性=興味を持っているのは自分自身だと
理解することで、行動を変えられると指摘します。
自分を優先するのではなく、相手の立場になって考えると
相手があなたに行為を持ってくれるようになります。

人を理解するためには
1、人間をあるがままに認識する。
2、人は多くのことに関心を抱いている。
3、しかし、人が最も関心を抱いているのは自分自身のことである。

人との関わり方を変えるための最善の道は
相手を重要な存在だと認めることから始まります。
人と話をする時に、私たちは自分の意識と行動を変えるだけで
すぐに効果を得られます。

レス・ギブリンの人と話をするときの4つのアドバイスに従うだけで
相手を自分の味方にできます。
人と話をする時の4つのアドバイス

1、自分のことばかり話さないようにする
2、相手を中心にした話題にする。
3、相手が最も関心を抱いているテーマ、相手自身について話す。
4、もっといいのは、相手が自分について話すように仕向けること

相手の利益を考えながら、接することで
コミュニケーションがスムーズになります。
相手がして欲しいことがわかれば
その人との関係を改善でき、積極的に相手に動いてもらえるます。
そして、そのために必要なのが、傾聴力なのです。

人の話をしっかりと聴く!

相手の話を聴くことで、相手に重要感を持たせられます。
相手に重要感を持たせれば持たせるほど、相手はあなたを好きになるのです。
傾聴力によって、相手は快く動いてくれるようになります。 
相手の話をしっかりときくために、以下の6つの法則を意識しましょう。

1、相手の話にじっくり耳を傾ける。
2、心をこめて相手をほめる。
3、相手の名前を会話のなかで何度も口に出す。
4、答える前に少し間をおく。
5、相手を待たせていることに配慮する。(相手のことを気にかける)
6、自分の話よりも相手の話をする。

優れたリーダーは相手の名前を必ず呼んで、相手の話をしっかりと聴きます。
相手の存在をほめたり、認めることが
関係改善に効果があることを彼らは理解しているのです。
より多く話をしてもらうようにすることで、相手の自己重要度は高まります。

まとめ

コミュニケーションをする際には、相手を中心に考えましょう。
相手に話をしてもらい、しっかりと話を聴くことで
その人はあなたを好きになってくれます。
人は好意を持っている人のためには、行動できます。
感謝やほめることを絶えず意識して
相手との関わり方をよりよくする努力を続けましょう。
その結果、人はあなたのために動いてくれるようになります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
     

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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