目標について、私がいつも最初に教えることーそれは「具体的にしなさい」ということです。例えば、「やせたい」と思うのならば、目標は「やせる」ではなく「5キロやせる」とするべきなのです。(ハイディ・グラント・ハルバーソン)
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成功者の9つの習慣
コロンビア大学のハイディ・グラント・ハルバーソンは、
多くの成功者の思考と行動の共通点を見つけ
やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学にまとめています。
ハイディ・グラント・ハルバーソンは成功者は
9つの習慣を身につけていることを見出します。
成功者の9つの習慣
・目標に具体性を与える。
・「いついつになったらやる」と計画している。
・「目標に近づくために何をすべきか」に焦点を当て、モチベーションを維持している。
・成功できると信じている。
・最初から完璧を目指さない。失敗を恐れることなく、少しづつ進歩することを考えている。
・どんな能力でも努力で身につけられると信じている。どんな困難でも「やり抜く力」を持って当たることができる
・意志力も鍛えれば強くなると知っていて、習慣的に鍛えている。筋力と同じように、意志力も使いすぎると消耗することを知っている。
・誘惑をできるだけで近づかないようにしている。意志力で誘惑に勝とうとしない。
・「やらないこと」でなく、「やること」に焦点を置く。
この9つのことをいつも意識できれば、自分の習慣が変わり
目標を達成できるようになります。
今日は目標に具体性を与えることのメリットを紹介します。
やり抜く人の9つの習慣 |
なぜ、目標を具体的に書けば良いのか?
「自分が望んでいるものは何か」がわかれば
気持ちがワクワクし、目標に到達するまでやり抜けます。
目標を決めたら、具体的なプランニングを開始しましょう。
「いつまでに、何をするのか」=デッドラインを決めるのです。
「もっと睡眠時間を取るようにする」といった目標はあいまいすぎます。
もしも、あなたが、本気で睡眠時間を長くしたいなら
ハイディ・グラント・ハルバーソンは
「午後10時までにベッドで横になる」など
目標を具体的にすべきだと言います。
10時までにねれなかった日があれば、その理由が明らかになります。
私も良質な睡眠時間を確保するために
「コーヒーを1日一杯に減らす」
「寝室でスマホを使わない」などをルールにしました。
まずは、具体的かつ詳細に、自分が達成したいことを考え抜くことが大事です。目標が具体的でないから、ついつい「このくらいでいいや」などと自分を甘やかしたり、簡単に妥協してしまうのです。
何か問題が起きたり、サボりたくなった時に
目標に具体性がないと楽な方へと流されてしまいます。
そうならないために、目標を具体的にする必要があるのです。
目標が具体的であれば、実現できなかった時に
何が原因かが明確になり、行動を変えられます。
目標が具体的だから、PDCAがまわるのです。
メンタル・コントラストを実践する!
「目標のために何をすべきか」を決めたら
「目標達成への障害になるモノは何か」を明らかにしましょう。
「私にとって成功とは何か」「成功への障害は何か」を理解することを
メンタルコントラストと言います。
このメンタルコントラストによって、強い心構えを持てるようになります。
そのために以下のステップを繰り返しましょう。
1、目標を達成し、成功したときの「感情」をしっかりと味わう
2、心の中で、そのときに起きていることを明瞭にイメージす
・周囲の様子はどうなっているでしょうか?
・どんな声が聞こえてくるでしょうか?
3、そこに至るまでの、障害を考える。
メンタル・コントラストを実践することで
「今自分に足りないものは何なのか」
そして「何をすべきか」をはっきりと自覚できます。
メンタル・コントラストを活用すれば
的確にPDCAを回せるようになり、成功の確率を高めることができます。
まとめ
著者は、成功とは生まれつきの才能で決まるものではないと指摘します。
成功する人には共通の思考や行動のパターンがあるので
まずは、それをモデリングしましょう。
この9つの習慣を身につけることで
成功者の仲間入りができるはずです。
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