休息とエネルギーが生産性を高める鍵だった!

生産性とは時間の問題ではなく、エネルギーの問題だ。(ケビン・クルーズ)


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ポモドーロ・テクニックで生産性を高める。

モニ力・リナールは執筆ペースをポモドーロ・テクニックなどで
1時間あたり600語から3500語にスピードアップしたそうです。
25分書いたら5分休むことを決め
このサイクルを繰り返したところ、生産性が50%アップしたのです。
短い休憩をしっかり取り入れ、リフレッシュすることで
終日、集中できるようになり、執筆が捗ったのです。

また、キーボード入力から音声入力にスタイルを変えることで
単語数にしてさらに33%の改善が見られたました。
キーボードに縛られなくなってからは、外を歩きながら
音声入力で小説を書けるようになり、さらに単語数が25%アップしました。
リナールは執筆の時間を増やすのではなく
自分のエネルギーを増やす方法を見つけ
その結果、それまでの6倍の効果を手に入れることができました。

ポモドー口・メソッドでは、タイマーを25分にセットし、完全に集中した状態でーつのタスクに取り組む。その後、5分の休憩を取り、立ち上がったり、動き回ったり、水を飲んだりする。以降、このサイクルを繰り返す。

私もブログを書きながら、休養をとることを意識します。
記事を半分ほど書いたらデスクを離れ
手を洗い、水を少し飲むことを儀式にしています。
(だいたい記事を半分書くのに30分ぐらいかかります。)
部屋の中を歩き回ったり、水分を補給することで
脳が元気になり、リフレッシュでき、集中力を維持できます。

トニー・シュワルツは人間はエネルギー消費とエネルギー補給を
一定期間で繰り返す周波が備わっていると指摘します。

体は「休息してエネルギーを補給しなさい」という信号を出すが、私たちはそれを押さえ込んで、コーヒーや栄養ドリンクや糖分を取ったり、エネルギーの備蓄を振り絞ったりして、エネルギーを枯渇させてしまう。そこで、終日90分間隔で水を飲む、歩く、健康的な軽食を食べるといった短い休憩を意識的に取るようシュワルツは提案している。合い言葉は「一波越えたら、1回休む」。

集中した後は無理をせずに、休憩することが理にかなっているのです。
一つの波が終わったら少しリラックスする時間を日頃から持ちましょう。

生産性が高い人は休息をとっていた

ドローギエム・グループで社員調査した結果、意外な事実がわかりました。
生産性で上位10%に入る従業員は、他のどの従業員と比較しても
1時間たりとも多く働いていなかったのです。
むしろ休憩をより多く取っていたほどです。
生産性が高いグループは平均で52分働き、17分の休憩を取っていました。
人間の認知能力は一日の中で徐々に低下していきますから
休憩を取りながら、自分をコントロールする必要があります。
生産性を回復・維持するためには、こまめに息抜きをすべきです。

ケビン・クルーズは成功者には以下の共通点があると言います。
・十分な睡眠を取る
・アルコールを極力控える
・カフエインを最小限に抑える(夜遅い時間帯は特に)
・非加工食品を多めに取り、加工食品を減らす
・健康的な体重を維持する・水をたくさん飲む
・毎日運動する(20分の早歩きが有効!)

自分の体調を万全に保つことでエネルギーを維持できます。
そのためには、睡眠、食事、運動を心がけなければなりません。
集中力を高める食事を意識したり、休憩を取ったり
運動や良質の睡眠を習慣にすることで、私たちはエネルギーを維持できます。
時間術だけでなく、自分の生産性を高めるために
自分のエネルギーをアップする方法を見つけましょう。

まとめ

生産性を高めるために、働きすぎに注意しましょう。
自分が一日に使えるエネルギーには限りがありますから
こまめに休憩を取り、リフレッシュすべきです。
エネルギーを補給し、リフレッシュすることで
一日の後半も前半と同じように集中して、動けるようになります。
この休憩によって、残業が減り、自分を消耗させずにすみます。
早寝早起きと集中力を高める休憩が
生産性をアップする秘訣なのです。

参考図書 ケビン・クルーズ1440分の使い方

      

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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