「多忙」であることと「自分は重要な人間である」という認識には、強い相関関係がある。「過労と睡眠不足を嘆いてみせることで、自分が必死にやっていることを証明したいのだ。(ローラ・バンダーカム)
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忙しいを口癖にするのはやめよう!
広告会社で働いていたころは「忙しい」が私の口癖でした。
今回、これが悪い習慣であることをローラ・バンダーカムから学びました。
私は「忙しい」と人に話すことで
自分が重要人物だとアピールしていたのです。
最近は、自分の働き方を変え
多くのタスクを自分に与えないようにしています。
忙しいが日常化すると脳と体が疲れ
結果を出せないことがわかってきたので、働きすぎに注意しています。
自分にとって重要なこととワクワクことを優先するように
スケジュールを調整しています。
あくせく働いているのに、それに見あうだけの具体的な成果をあげられない人は多い。そもそも、一定の時間内でそれほど多くの作業をこなせるはずがないのに、ついあれこれ手をだしてしまっているのだ。その結果、つねに注意散漫な状態で、膨大な要求に答えられずに不満を抱えて生活している。現代の文化には「より多くのものごとをこなす」ことを重視する風潮がある。そして奇妙にも人は自分を疲弊させ、すり減らすことで「自分一は重要な人間だ」という認識をもとうとしている。(デボラ・ザック)
私は必要以上にあくせくするのをやめることで
自分との対話の時間を持てるようになりました。
今日、自分がやるべきことは何かを問いかけ
そこに注力することが、自分を幸せにすると気づいてから
無理なスケジュールを組まなくなりました。
重要なタスクに集中し、休養と睡眠を確保する!
ビジネスをする時に「忙しい」と言って、自分をごまかすのではなく
相手への貢献を考えるべきです。
自分の価値を高め、Win -Winの関係を目指すことが成功への近道です。
自分が何をすべきかを決め、重要なタスクに集中しましょう。
今日自分がやるべきことを明確にし、そこに意識を向けるのです。
朝と夜の2回、自分との対話の時間をもち
自分のやるべきことを確認し、そのための時間を確保します。
質の高い仕事をするためには、瑣末な多数を減らし
ごくわずかな重要なものを区別するのです。
最重要のタスクと、とりあえず後回しにできるものとを区別するとよい。最重要のタスクをすべて終えたら、
後回しにしたタスクを再度、見なおす。そして、 着手すべきタスクなのか、ある醐いは、 そもそも不要なタスクなのかを見きわめるのだ。
重要なタスクに集中することで結果を残せるようになります。
1日に多くのタスクをこなすのをやめ、
重要なことにフォーカスし、それを終えたら
自分のために時間を使いましょう。
学んだり、趣味の時間を持つことで、脳は活性化します。
また、現代人は睡眠をないがしろにしますが、無理は禁物です。
睡眠を削ると、脳がパフォーマンスを発揮できません。
この結果、ミスをおかしたり、体調を悪くするなど仕事に悪影響を及ぼします。
「忙しい」と言う悪い口癖にさよならして
早い時間に仕事を終えられるように仕事のやり方を変えましょう。
まとめ
重要な人物だと認められたければ、「忙しい」と言わないようにしましょう。
自分の忙しさをアピールするよりも大事なことが、今ここに集中することです。
しっかりと自分の価値を提供すれば、相手はあなたを認めてくれます。
重要なタスクに集中し、それをしっかりと終わらせることが
あなたの評価を高めてくれます。
同時に自分のパフオーマンスをアップするために
休養や睡眠をしっかりと取るようにしましょう。
参考書籍 デボラ・ザック SINGLE TASK 一点集中術
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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