夢を叶えたければ、アクセル・ブレーキ現象に気をつけよう!

人生を変える力は、自分の中にある。(シム・ドノヴァン)


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成功とは、シンプルな原則を毎日欠かさずに実行し、少しずつ前進し、やがて目標を達成する日にたどり着くことだ。ひとつの目標を達成したら、次のもっと大きな目標を設定する。そしてまた前進を続ける。

人生を変える力は、自分の中にある!

ジム・ドノヴァン夢をかなえる人の考え方書評ブログを続けます。私たちは自分の生き方をいつでも変えることができますが、人に頼ってばかりでは自分を変えることはできません。自分を変えると決断し、自分の中の力を信じることから始めましょう!まず、やりたいことをリストに書き出し、小さな一歩を踏み出すのです。目標を達成するためには、この小さな一歩を日々忘れずに繰り返すことです。何かを変えたければ、そのためのアクションを起こすしか方法はありません。

多くの人は近道ばかり探しています。確かに本のタイトルを見ても「簡単にできる!」や「3日で達成する!」など努力など必要ないというタイトルが書店に並んでいます。「成功に近道などは存在しない」から、こういった言葉を信じるべきではないとジムは述べています。もし「成功の近道」を売りつけようとする人に出会ったら、真っ先に逃げ出しましょう。彼らは21世紀版の「ガマの油売り」でしかありませんから、彼らの言葉を信じたとしても、目標達成は難しいと考えるべきです。

成功とは、自分の欲しいものに集中し、地道に努力を続けることだ。このシンプルな原則を守っていれば、目標を達成して素晴らしい人生を送ることができるだろう。私は自分の言葉が事実だと知っている。なぜなら、私自身が生きた証拠だからだ。現在の私は非常に恵まれた人生を送り、さらに成長を続けている。成功のいちばん大きな秘密は、人生を変える力は自分の中にあるということだ。それを忘れてはいけない。

自分の習慣をまずは変えることからスタートしましょう。目標達成に必要なアクションを今日からスタートし、それを自分の習慣にすべきです。

 

アクセル・ブレーキ現象に気をつけよう!

欲しいものを自分のほうに引き寄せるためには、まず目標を決め、それを宣言し、紙に書く必要がある。ここまではいいのだが、そこで困ったことが起こる。人間には、目標を決めたとたん、自分にネガティブなことを言い聞かせてしまう傾向があるからだ。

人は「私は○○が欲しい」と宣言したとたんに後ろ向きな考えが浮かびます。この考え方から脱却しない限り、自分の人生をよくはできません。例えば、「あの人とデートしたい」と考えた後に、すぐに自分なんかとデートしてくれるわけがないと脳はネガティブなことを考え始めます。マイナスな妄想が膨らませることで、勝手にダメな結論を生み出してしまうのです。私たちは欲しいものを宣言した直後に、できないのではないかと疑問を抱いて、自分にブレーキをかける習性が身についています。

目標を宣言したら、毎日そのことについて考えてみましょう。目標をできるだけ具体的にイメージし、それが実現したときの感覚を思い描くようにするのです。自分の未来を信じて、脳を活性化させれば、目標の実現につながるアイデアが浮かんできます。あとはアイデアを信じて、行動することで、未来が少しづつ変わっていきます。

望みが潜在意識に刷り込まれる前に、疑いがむくむくと頭をもたげ、心の中でこんなことを言い出すからだ。「でも、そんなことができるわけがない。宣伝に回すお金なんてまるでないんだから」これが、「アクセル・ブレーキ現象」だ。アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいてはどこへも行けない。あなたは、ただ自分の欲しいものに意識を集中するだけでいいのだ。

自分の力を信じて、行動をスタートしましょう。その際、目標を実現できない理由を数え上げないようにすべきです。目標に集中し、自分に良いイメージを抱くことで、実現する道が必ず見つかるはずです。

まとめ

人生を変えることは簡単で、自分の中の力をしっかりと引き出すことです。やりたいことをリストアップし、そのためのアクションを今こそスタートしましょう。その際、自分の行動にブレーキをかけるアクセル・ブレーキ現象に注意すべきです。アクセルを踏みながら、ブレーキを同時に踏んだら、目的地まで到達できませんから!

本書の書評はこちらからもお読みいただけます。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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