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13歳からの億万長者入門──1万円を1億円にする「お金の教科書」
ジェームス・マッケナ,ジェニーン・グリスタ
ダイヤモンド社
本書の要約
著者たちは、「億万長者マインドセット」を手に入れることが重要だと述べています。このマインドセットは生きる姿勢であり、1億円を貯めるという目標にコミットするということです。中途半端なやり方ではコミットすることにはならないですから、何がなんでもやり遂げるという姿勢を身につけ、夢を実現しましょう。
アメリカの若者が学ぶ億万長者マインドセットとは何か?
9割の人は「1億円を貯めたい」と言いながら、行動しない。 今あるお金を貯められないばかりか、必要もないのにクレジットカードを使ったり借金をしたりして、明日のお金まで使ってしまう人も多い。(ジェームス・マッケナ,ジェニーン・グリスタ)
著者たちは長年にわたり数百人もの子どもたちに取材調査し、同時に過去から現在までの億万長者のヒミツを徹底的に調べたと言います。億万長者の思考と行動を本書に余す事なく書き連ね、一冊の本にまとめてくれました。著者たちのアドバイスを若い頃から実践することで、億万長者になる確率を高められます。
無駄遣いをするのをやめ、お金にお金を稼いでもらうことで、1億円を貯められるようになります。目標に向かって正しく行動すれば、普通の人でも億万長者になっていることがわかっています。
お金を得ることで、私たちは以下の3つのメリットを手に入れられます。
1、自由になれる
お金を手に入れることで、人生の選択肢が広がります。
2、いざというときの備えになる
3、誰かを助けられる
お金の奴隷になるのではなく、お金から自由になることが大切なんだ。 借金まみれの人生ではなく、君が生きたい人生を選べるように。 今すぐには1億円なんて必要ないかもしれないが、実家の地下に一生住み続けるのでもない限り、いずれお金は必要になる。 それに実家に住み続けたとしても、お金はいる。
インターネットで一瞬で世界中とつながる今、歴史上のどんな時代より1億円を手に入れることが簡単になっています。著者たちが紹介しているシンプルなルールをテクノロジーの力を借り、実践するだけで、お金持ちになれるのです。
著者たちは、「億万長者マインドセット」であるMDM(Million -Dollar Mind-set)を手に入れることが重要だと述べています。 億万長者マインドセットとは生きる姿勢であり、1億円を貯めるという目標にコミットするということです。中途半端なやり方ではコミットすることにはならないですから、何がなんでもやり遂げるという姿勢を身につけ、夢を実現しましょう。
目標にコミットし、努力によってその目標を達成することが、億万長者の考え方なのです。まずは、正しいマインドセット(MDM)を持つことから、スタートすべきです。
金融教育で遅れをとる日本の子供たちも、アメリカの学生が幼少期から学んでいる「億万長者マインドセット」を身につけることで、より豊かな人生を送れるようになります。
億万長者マインドセットを身につけるための4つの姿勢
本書はまず1万円をどうやって手に入れ、どうやって1億円にしていくかという視点で書かれています。このストーリーによって、子供が投資を自分ごと化できるようになります。
「億万長者マインドセット」を身につけるには、次の4つの姿勢が欠かせません。
1、集中する
1億円の貯金はかなり大胆な目標です。そこにたどり着くには、目標に集中しなければなりません。仕事がうまくいかなかったり、投資で損をしたり、なによりも誘惑に負けてお金を使いすぎたりしてしまうかもしれませんが、1億円という最終目標に近づくことに、いつも集中するようにします。
2、辛抱する
ほとんどの億万長者は、長い時間をかけて蓄えを増やしています。彼らは貯金し、投資し、じっと待ち、虎の子(投資)を守り、その間も定期的にさらにお金を貯め、それが育つのを、長い時間かけて見守っています。
3、自信を持つ
飛び抜けてたくさんのお金を貯めるには、みんなとは違う独立したマインドセットが必要になります。無駄遣いをせずに、お金を貯めることを優先しましょう。
4、賢い知識を得る
億万長者になるには、お金について理解しなければなりません。
となりの億万長者― 成功を生む7つの法則(トマス・J・スタンリー&ウィリァム・D・ダン)によるとお金持ちの多くは高級車に乗ったり、高級リゾートで休暇をすごしたりすることはありません。お金持ちは収入に比べて出費をはるかに切り詰め、中古車に乗り、質素な家に暮らしています。彼らは自分たちのお金を賢く投資し、自分たちを飾るためのものを買わないようにしていたのです。
人生100年時代には、親世代のお金の常識は通用しなくなっています。長くなる老後のことを考え、長期的な視点で資産運用をする必要があります。時間を味方にし、長期的に投資を行えば、経済発展の恩恵を得られるようになります。
歴史を遡れば、株式に投資をした人が大きな資産を築いています。50年、60年といった長期視点で市場全体に投資しておけば、正当なリターンを得られるようになります。複利のメリットを享受するためには、若いうちから投資を始めることが大切なのです。
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