最近、通勤電車で新聞を読んでいる方が本当に減りました。
特に帰りの電車は顕著で、以前はフジやゲンダイを読んでいたと思われるミドル層も
スマホでニュースサイトやソーシャルメディアから情報収集しています。
本当にメディアにとってスマホは強力なライバルになっています。
WebサイトのトラフィックもPCからスマホに移行していると言われていて
スマホの広告ビジネスが確立していないという理由も
Facebookの株価下落の影響の一つと言われたりもしています。
スマホへの対応を誤ると企業の成長も損なわれてしまうかもしれませんね。
データでもスマホのトラフィックの増加が裏付けられています。
InformationWeek Mobilityの記事によると
モバイルデバイスからのトラフィックがWeb全体の10%を占めているとのことです。
特に、アジアにおけるモバイルWebトラフィックの割合は
2010年と2012年のこの2年間で6.1%から17.84%と192%の増加になっています。
また、アフリカでは同時期に5.81%から14.85%と156%も数字をアップさせています。
アメリカでは、すべてのWebトラフィックの7.96%がモバイルからですから
新興国でのモバイル利用が急激に進んでいることがよくわかります。
PCよりまずは、モバイルという感じなのでしょう。
日本でもドコモがガラケーの販売をやめ、スマホで勝負を掛けてきました。
今までガラケーユーザーだった女性やシルバー世代が
スマホからWebを閲覧することが予想されます。
ECなどスマホから購入しやすいサイトを構築することが急務になりますし
出先から閲覧されているソーシャルメディアでユーザーとコミュニケーションして
外出先からダイレクトに購入させる仕掛けをつくった会社が
勝ち組になるような気がしています。
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