今日11月2日も新たな出会いを設計できました。
広告界の先輩の佐藤達郎さんと麻布十番でおいしいピザを食べながら
広告業界やソーシャルメディアについてお話をさせていただきました。
カンヌ国際広告際の日本代表審査員も務めたことのある佐藤達郎さんは
元大手代理店でクリエイティブディレクターを長年努めてこられた
ソーシャルおじさんの憧れの存在です。
現在は多摩美大の教授として活躍されています。
ソーシャルおじさん徳本は
会いたい人にはソーシャルメディアを使えばお会いできるという鉄則のもと
佐藤達郎さんにFBとtwitterでアポを取らせていただきました。
佐藤さん、お忙しい中ありがとうございました。
まず、佐藤さんにお話ししたのが、私が行っている「ソーシャルおじさん活動」。
年齢、業種の壁を越えて出会いの設計を
ソーシャル&リアルで行っている活動の概要を説明させていただき
その後、広告業界やソーシャルメディアの今後について
佐藤さんからご教授いただきました。
佐藤さんから教えていただいたお話で、
特に「弱い紐帯の強さ」という学説が、印象に残りました。
価値ある情報の伝達やイノベーションの伝播においては
家族や親友、同じ職場の仲間のような強いネットワーク(強い紐帯)よりも
ちょっとした知り合いや知人の知人のような弱いネットワーク(弱い紐帯)が
重要であるという学説です。
以前は居酒屋など狭い世界にしかなかった弱い紐帯が
ソーシャルメディア時代にはネットとリアルで絶えず生まれ
世界中でリアルタイムにコミュニケーションが行われています。
ソーシャルメディアでは、同じ趣味や夢を持った人同士が弱い紐帯を作り出し
世界を良くする面白いプロジェクトを次々と生み出しているのですね。
今後も佐藤さんにはソーシャル&リアルの弱い紐帯で
ソーシャルおじさん活動のアドバイスを頂けると光栄です。
※strength of weak ties / 弱い絆の強さ
1973年に米国の社会学者マーク・S・グラノヴェター(Mark S. Granovetter)が
『strength of weak ties』という論文で示した仮説
さて、最後に佐藤達郎さんの新刊のご紹介です。
自分を広告する技術 が先月発売されました。
この本は広告会社やコミュニケーション業界の若手社員や
セルフブランディングに悩んでいるビジネスマンには
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
AIDMAやAISASの広告コミュニケーション設計など広告理論の勉強しながら
いつの間にか「自分を広告する技術」も学んでいけます。
特に、第6章の「自分広告」のクチコミの話や
第7章の君の「広告戦略企画書」などは、とても勉強になりました。
まずは、自分を分析して紙に書いて、ブランディング戦略を作るのは本当に大事です。
ソーシャルおじさんブランドはネーミングから始まりましたが
戦略はやはり紙に書いていろいろ考えながら作ったのを
この自分を広告する技術 を読んで、久々に思い出しました。
佐藤達郎さんには近々、Looopstvのゲストもお願いしましたので
ぜひ、オンエアーの際にはご覧ください。
ソーシャルおじさんのFacebookページはこちらから
オルタナティブ・ブログ書き始めました。
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