瞑想を実践すると、「EQ(感情調整能力)が高まる」「思いやりが深くなる」と言われますが、それは瞑想によって脳にある「背内側前頭前野」が活性化するからです。この「背内側前頭前野」という領域は、「自分や他人の思考や感情に気づき、理解する能力」を司っているそうです。(吉田昌生)
吉田昌生氏の1分間瞑想法の書評ブログを続けます。
私たちは瞑想によって、EQを高めることができ、豊かな人間関係を築けます。
瞑想を習慣化することで、以下の2つの恩恵を手に入れられます。
■感情や思考をコントロールしやすくなる
■他人の感情に共感する力が高まり、よい人間関係を築くことができる
私たちは瞑想することで、「自分の感情に気づき、調整する力」と
「他人の感情に気づき、共感する力」を高められるのです。
自分の感情をコントロールすることで、私たちは悩まなくなります。
また、他人の気持ちもわかるようになり、共感する力を養えます。
コミュニケーション能力を高めることで
ビジネスやプライベートでの人間関係をよりよくできるのです。
1分間瞑想法 [ 吉田昌生 ] |
瞑想によって、私たちは自分の感情に振り回されなくなります。
自分の思考パターンを変化させることで、嫌な感情を追い出せます。
私たちは無意識のうちに、嫌なことをついつい考えてしまいますが
瞑想でそれに気づくことで、このネガティブな思考を止められるようになるのです。
イヤな思いや感情は、無意識に、自動的に起こります。そして、それに巻き込まれていることに気づいてさえいません。しかし、「気づいた瞬間」に自分と、「思考」や「感情」との間に、少しだけ「スペース」が生まれます。すると、ネガティブな「思考」や「感情」も、少し離れたところから傭撤して見ることができるのです。
瞑想を続けているうちに 「自分が今、何を感じているのか?」
「何を考えているのか?」を、客観的に見ることができるようになります。
自分の思考を自覚することで、感情に振り回されなくなるのです。
瞑想を習慣にすることで、過剰なストレスや悩みの原因を取り除けます。
過去の偏った「モノの見方」によって、過剰にストレスを感じているのなら
見方や思考を変えることで、それらを軽減できます。
うつなどの心の病も瞑想を続けることで、癒やされるのです。
瞑想の効果は脳科学的にも証明され、最近では認知療法の枠組みでも採用され始めています。
見方をポジティブに変えることで、今、すでにある幸せに気づけます、
幸せな気持ちにしっかりとフォーカスし、それを味わうことで、
私たちはより豊かな人生を送れるようになるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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