オノマトペを使ったほうが、脳がグッと活性化するのです。結果、線条体の活動も余計に高まりやすくなります。(篠原菊紀)
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オノマトペは擬声語、擬態語のことで、私たち日本人の会話の中でも良く使われています。
実際、日本語のオノマトペは5000語以上あると言われていて
他のどの国の人たちよりも、オノマトペを活用しています。
日本人はその場の状態や動きをわかりやすく伝えることに長けているのです。
篠原菊紀氏の「すぐにやる脳」に変わる37の習慣を読むことで
わかりやすく伝えること以外のオノマトペの価値を学べました。
なんとこのオノマトペが、脳の働きを活性化してくれるというのです。
オノマトペを使って行動を表現した場合と、使わないで表現した場合では
その脳活動の強さに大きな違いが見られるというのです。
「やる気がまったく起こらない……」そんな状態のときには目をつぶり、あなたが、すべきことを始めている、その具体的な行動イメージを膨らませましょう。そしてそのイメージに、オノマトペをつけて表現してみましょう。腰が浮き加減になって、デスクに向かうやる気が、湧いてくるはずです。
資料を開くときには、「カバっと資料を開く」と言いながら資料を開いてみましょう!
これにより脳が具体的にその行動をイメージし、やる気が生まれてくるのです。
「すぐにやる脳」に変わる37の習慣 [ 篠原 菊紀 ] |
「グッと立ち上がる」「スッと背筋を伸ばす」「ガンガン始める」など
オノマトペを使うことで、脳がグッと活性化し、線条体の働きがより高まります。
オノマトペで刺激することで、やる気のスイッチである線条体を活性化できるのです。
生活の中に取り入れるだけで、パフォーマンスが高まるのですから
このオノマトペをどんどん活用したいものです。
「ブログをスラスラと書く」「ペラペラとページをめくる」など
オノマトペを上手に使うことで、眼の前のタスクをもっとこなせそうです。
また、オノマトペとパワーポーズを組み合わせるとより効果的です。
私は朝起きたときに「ガッー」と力強い声を出し、パワーポーズを取るようにしています。
笑顔になって元気な言葉を発し、ガッツポーズを取るだけで
気持ち良く朝をスタートできるようになります。
まずは、自分に合ったオノマトペとパワーポーズを見つけてみましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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