恐怖の正体小脳扁桃の働きを知れば、チャレンジできるようになる!

太古の昔、危険に直面しなかった人たちは生き残り、猛獣たちや外界の危険に直面した人たちはたいてい殺された。最悪のことを考えて外界を恐れていた人たちは生き残れる確率が高かった。この小脳扁桃は、まだ私たちの一部として存在している。(ヴィック・ジョンソン)


photo credit: stratman² (2 many pix!) Almost forty on the clock. 🚘 via photopin (license)

小脳扁桃の正体を知る!

古代の人たちにとっては脳の小脳扁桃は
生き残るために必要不可欠なものでした。
小脳扁桃は動物や外界の危険から
自分の身を守るためには有効でしたが
現代人が成果を上げる際には、ボトルネックになります。
あなたが現状維持をやめて、変わろうとすると
この小脳扁桃はあなたを元に戻そうと努力します。

小脳扁桃は、自動的にネガティブな思考を開始するのだ。私たちの思考の約8割はネガティブなのである。あなたがこれを意識していなくても、それは潜在意識のレベルでつねに起こっている。そのためいくら意志力と願望があっても、小脳扁桃には関係ない。小脳扁桃は変化が有害だという間違った信念のもと、あなたを同じ状態に引きとめるために必要なことをすべてする。

あなたが新しいことにチャレンジをすると
不安になったり、ストレスを感じるはずです。
私たちの脳はネガティブな感情に支配されています。
脳は何かをしようとすると危険の可能性をあなたに伝えようとします。
脳の小脳扁桃はネガティブな計測器で
あなたに恐怖感を与えたり、不安な気持ちにさせます。
このシグナルに意識を集中すると、私たちは行動を起こせなくなります。
ヴィック・ジョンソン一流の人に学ぶ「思考を現実」にする方法の中で
その解決策を私たちに紹介してます。

小脳扁桃という計測器に赤ランプが点灯していたとしても
私たち自身が欠陥を抱えているわけではありません。
結果がわからないにも関わらず、脳が勝手に心配しているだけなのです。
では、どうすれば、私たちは行動できるようになるのでしょうか?

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コンフォートゾーンから外に飛び出す!

ヴィック・ジョンソンは恐怖を感じたら
自分のコンフォート・ゾーンから飛び出せばよいと言います。

変化し成長したいなら、あなたは自分にとって自然ではないことをしなければならない。慣れないことをすることに不安を感じたら、ワクワクしよう。それは、あなたがコンフォートゾーンを抜け出していることを小脳扁桃が認識している証しである。そしてそれは、あなたが成長している途上にあることを意味しているのだ。

ヴィック・ジョンソンは心配していることの97%は
実際には起こらないと指摘します。
心配は小脳扁桃によって、引き起こされているのです。
小脳扁桃は、あなたに行動を起こさせないように
自動的に物質を脳内に放出します。
もはや動物に襲われるリスクはほぼないのですから
不安になったり、嫌な気持ちになってもそれを無視すればよいのです。
逆に不安になったら、ワクワクするタイミングだと
自分の意識を変えてみるのです。

ネガティブなイメージではなく、ポジティブなイメージを持つ!

そして、ネガティブなイメージが頭に浮かんだら
それが現実にならないように、打ち消すのです。

神経系は、現実と想像の区別をつけることができない。だからもし失敗を鮮明かつ詳細にイメージするなら、身体はそれに伴う感情を顕在化させる。もしそういう思考がずっとつづくようであれば、病気を引き起こしてしまう。幸いなことに、あなたはそれを逆転させることができる。起こってほしくない結果を、起こってほしい結果に変えよう。それを鮮明かつ詳細に、何度もイメージしよう。成果を上げたいなら、成果を上げている様子をイメージすればいい。ネガティブなイメージトレーニングをしていることに気づいたら、すぐにそれを停止してポジティブなイメージと取りかえよう。心配に対する適切な対応は、それを完全に無視することだ。起こってほしいことに思考を向けよう。

ポジティブなイメージを絶えず抱くことで
私たちはネガティブな感情をコントロールできるようになります。
ポジティブなイメージによって、ポジティブな感情が育みます。
私たちは脳のイメージを変えるだけでワクワクでき
行動に対する恐怖感をなくせます。

まとめ

小脳扁桃の働きをしっかりと理解し
ネガティブイメージをコントロールしましょう。
ポジティブな自分をイメージすることを習慣にすることで
成功の感情を脳の中に埋め込めます。
恐怖を脳から追い出すことで、積極的にチャレンジできるようになります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
     

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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