我々が直面している問題には、教科書に書いてあるような答えはない。我々は自分達の教科書を毎日書かなくてはならない。(ジャック・ウェルチ)
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考えるとは質問することである!
問題を解決するためには、教科書の知識だけでは難しいと
ジャック・ウェルチは言います。
自分の過去の知識や体験で課題を解決できる場合もありますが
世の中が複雑になるにつれ、一人で解決するのが難しくなっています。
すぐに正解が出ない課題に直面したら
自分の知識だけでは太刀打ちできないと捉え、様々な方法を試す必要があります。
書籍を読むだけでなく、行動し
課題を解決するスペシャリストと出会うことを意識しましょう。
ソリューション能力は、試行錯誤し、自ら動かなければ身につきません。
課題解決できるチームを組み、彼らの知識と体験を
自分と組み合わせることで、解決の糸口が見つかります。
良い方法が見つかるまで、様々な知識や体験を吸収し
自分の頭で思考することを習慣にしましょう。
細谷功氏の考える練習帳を読んでいて、知らないことに興味を持つことが
自分の問題解決能力を高めてくれることに気づけました。
考える世界で重要なのは、問題そのものを発見する「質問」なのです。
考えるとは質問すること(細谷功)
よく喋る人はアウトプット中心で、人の話を聞いていません。
これでは新たな知識を吸収できませんし、質問もできません。
話している間は未知の学びはないと細谷氏は指摘します。
一方、考えている人とは聞き上手で
他人の未知の枠に入っていきながら、様々な答えを見つます。
質問によって、私たちは知らないことに目を向けられます。
人の話を聞く時には、知らないことにフォーカスし
理解できるまで質問し、話を掘り下げるべきです。
聞き上手になって、質問しよう!
自分がすでに知らないことに興味を持つためには
人の話を聞くことが早道です。
考えている人は、人の話を傾聴し
知識を得ながらパズルを解くために次々に質問します。
頭の中でストーリーを組み立て、謎解きをする探偵になることで
課題を解決できるようになります。
確かに、私の周りの結果を出している人は
人の話を聞き、質問を繰り返しながら、自分を成長させています。
知らないことを恥じずに、いくつもの質問を相手に投げかけています。
何も質問しないというのは、存在していないのと同じ。
自分の頭で思考し、課題を解決しようとすれば
おのずと質問が出るはずです。
質問をすればするほど、新たな知識を吸収できます。
自分の課題を相手に伝え、真摯に話を聞きながら
自分に足りないことを質問します。
自分のプライドを捨てて。学ぼうという気持ちを持てば
なんでも質問できるようになります。
当然、相手への貢献を忘れてはいけません。
相手の問題がわかれば、自分の知識や体験を話しましょう。
会話の中でもインプットとアウトプットのバランスをとり
お互いが成長できる環境をつくれば、より多くの課題を解決できるはずです。
目の前の会話に集中し、答えを出すためのヒントを見つけたら
質問しながら、自分の頭を整理するのです。
この考える習慣があなたを成長させてくれます。
まとめ
質問をするつもりで、人の話を聞くと
相手の知識や体験を自分ごと化できます。
一つの質問が相手を動かし、より深いコミュニケーションをはかれます。
相手の話から学びたいという意志を質問で示しましょう。
これで相手を自分の味方にでき、応援してもらえるようになります。
勇気を持って質問することで、課題を解決できると同時に
良質な人脈も築けるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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