マザー・テレサは「愛の反対は無関心」と言いました。ひっくり返せば「無関心の反対が愛」であり、無関心の反対は「関心を持つ」です。(山崎拓巳)
無関心な態度をやめて、良質なコミュニケーションを実現しよう!
無関心な状態を続けていると人との関係を改善できません。組織のリーダーが部下に関心を持たなければ、よいチームワークを築けるわけがありません。無関心な態度をやめて、愛情を持って部下に接することが、成功するためは必要です。周りの人に関心を持って、人の心の喜びや悲しみや痛みを知り、各人を認めることで「承認欲求」が満たされます。コミュニケーションがメールやチャットなど無機質になっている現代の組織に求められているものが、「愛」かもしれません。
周りの人に感謝の気持ちを持つことで、自分の心の状態を平和に保てます。感謝の心は最強のエネルギー源のひとつで、自分をよりポジティブにできます。世の中には感謝すべきことがいくらでもあり、
お金のポケットが増えるスゴイ!稼ぎ方 [ 山崎拓巳 ] |
ピッパの法則を信じよう!
「稼ぐ」ことで幸せが手に入るわけではありません。幸せになるためのーつの要素としてお金が必要なのです。自分に対する評価を上げ、誰かの役に立ち(ギブ教育)、過去の呪縛から逃れ、未来のワクワクを先取りする。この世はラボなのです。実験室なのです。ヒラメキがピッと来たらパッと行動する。これを僕は「ピッパの法則」と呼んでいます。
以前の私はネガティブ思考のかたまりで自分の行動にブレーキを踏んでいました。「自分には無理」が口癖でしたが、成功者の行動を真似るうちに自分を変えることができました。何かを始める時に悩むのをやめ、「やる!」と決め、小さな一歩を踏み出すことにしたのです。これで、目の前の景色が変わりはじめ、次の行動のヒントが頭が浮かぶようになったのです。
山崎拓巳氏は自分の直感を信じて、行動すべきだと言います。ヒラメキがピッと来たらパッと行動すること(「ピッパの法則」)によって、よいことを引き寄せられるようになります。目の前にはヒントやメッセージが浴れ、周りに感謝できるようになります。直感をエネルギーにして、行動することで人に応援してもらえるようになるのです。
目標に向かって真っすぐに行動し、直感を大切にし始めると、「深層意識→直感→判断」という経路が太くなり、あなたを迷わす要素が自然と減っていくことでしょう。
自分が気になることややりたいことがあれば、まずは本やネットで調べることを習慣にしましょう。そのジャンルに詳しい友だちや仲間に聞くことで、よい情報が集まり、そのジャンルに関する『頭の中の資料箱』が少しずつ埋まってきます。『頭の中の資料箱』を充実させることで自分と周りの力を引き出せるようになると山崎氏は述べています。
普段から「自分に関係ある・ない」にかかわらず、「頭の中の資料箱」を少しずつ埋めていきましょう。それを推し進めていくチカラは、「好奇心」です。「なぜ?」「だから○○なんだ」と考えることを、「なぜに、ゆえに」の法則といいます。自分自身でその疑問に対して決着をつけ続けることが、「頭の中の資料箱」を増やし、埋めていくことにつながります。また、知っている情報と知っている情報がつながっていくことで、世界が広がります。点と点がつながって線になり、線と線がつながって面になっていくのです。「えっ?ということは、えっ……わかった!!!」と新しい世界が広がる快感はたまりません。こうした気づきは、1人の頭の中だけでやるよりも、複数の仲間たちとの会話の中でさらに起きやすくなります。
点と点をつなげるうちに、自分の可能性が広がり、積極的に行動できるようになります。目の前の現実の中から 「ワクワクを見つける」ことができる人を目指しましょう。気持ちがワクワクしていれば、行動が怖くなくなります。ワクワクしながら、自分の直感を信じて行動すれば、結果を残せるようになるのです。仲間と共にワクワクすれば、組織をより強くできます。
アンドリュー・カーネギーは、「賢い人は、徹底的に楽天家である」という言葉を残していますが、感謝とピッパの法則によって、私たちは楽天家になれます。未来を明るく捉えるためには、仲間の力と自分の直感が役に立つことを本書から学べました。
まとめ
無関心な態度をやめて、周りに感謝の気持ちを伝えましょう。これであなたは磁石のような存在になり、よい話に巡り会えるようになり、運気をアップできます。自分の直感を信じて、行動する「ピッパの法則」を習慣にすると世の中の景色が変わります。感謝と「ピッパの法則」がよいことを引き寄せてくれるのです。
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