「人生は素晴らしい」を基本トーンにしてみましょう!!

何かにカリカリしていたり、何かが心配だったとしても、「人生は素晴らしい」という言葉を差し込んでください。すると、意識が途端に小さなことから離れられます。人生という長いレンジ、大きな視野に立てます。「そうか、こういう試練や問題があることも人生なんだなぁ、そして、人生は基本的には素晴らしいのだなぁ」と少しは思えます。(宝彩有菜)

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始めよう。瞑想宝彩有菜著)が、売れているようです。
いろいろな本屋さんで、平積みされているのを最近よく見ます。
以前に出版された本なのですが、マインドフルネスのブームと共に
書店に並んでいるようですね!
私は10% HAPPIER(ダン・ハリス著)の影響で
再度瞑想に興味を持ち、本書をKindleで再読しました。

本書によれば、瞑想には8つの効果があります。
■理解力がアップする。
■集中力がアップする。
■記憶力がアップする。
■判断力がアップする。
■洞察力がアップする。
■想像力が豊かになる。
■企画力がアップする。
■交渉力がアップする。
実際、私は集中力がアップし、時間を有効活用できるようになりました。

また、瞑想にはイライラや不安を抑える効果もあります。
冒頭の「人生は素晴らしい」という言葉を差し込むことで
自分の感情をコントロールできるようになります。
イライラした時、辛い時などに
このフレーズを習慣化すれば、自分の人生を楽しめるようになるのです。
人生の貴重な有限な時間をつまらないことに使ってはいけません。

特に未来や過去など、感情を不安定にすることを
検討しすぎないようにすべきだと宝彩氏はいいます。
大方の「不幸感」は、この検討のしすぎから発生しています。
これがなくなるだけでも、人生は本当に素晴らしいものに変わります。

本書のイライラの解説はとても参考になります。
イライラは、小さな怒りや、恐れ、不満や心配だという指摘には納得します。
小さな心の動きを瞑想で見つけられれば、イライラを予防できるのです。

イライラというわけの分からない感情があるのではなくて、イライラは実はよく観察すると極めて小さな怒りや、恐れ、不満や心配だったりします。瞑想すると、それらの小さな心の動きがよく分かりますから、すぐに「これは、イライラする必要はない」と理解できます。普通そう理解した時点で、すぐにイライラは解消されます。一日のイライラしていることの99%は取るに足りない小さなことですから、それらがなくなると平穏な毎日になります。もちろん、なにか緊急の事態が発生しくつろた場合には、頭は能力をフルに発揮できますが、その必要がなければ、寛いでリラックスした時間を長く楽しめます。

また、イライラした時には、深呼吸をすると緊張状態を緩和できます。
イライラは案外自分では気付かないものですが
ちょっと呼吸を落ち着かせることで、防げるのです。

「イライラ」し始めると、身体は自然に「緊張状態」になり、呼吸も浅くせわしくなってきます。自分がイライラしているのは気がつかないこともありますが、呼吸が浅くなっていることは比較的発見しやすいのです。それに気がついたら腹式呼吸に直してください。たとえば「あっ、せわしい胸式呼吸になっていた。イライラしているからだ。イライラは99%不要なイライラなのだから、これもきっと不要なのだ。それはそうだ。イライラしてもしなくても同じだ。ではやめよう。どうやってやめるか。ええと、そうか、深呼吸して、腹式呼吸だ。ふーっ、ふーっ……。なるほどね、イライラが止まった」

私も深呼吸を習慣化することで、イライラを防げるようになったので
この説明にはとても共感しています。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: Morning Breath of Fire, Sadhana on the Beach via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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