朝早く起きると「1日を自分でつくっている」という前向きな気持ちになります。そして、「人生の目的」を主体的に考えられるようになります。朝の時間を積極的に使えるようになったことで、日中や夜の時間の使い方も変わりました。隙間時間もムダにしなくなり、1日が「濃く」なったのです。世の中が動きだす「朝9時」までには、「1日でいちばん大切な仕事」が完了していて、その達成感を味わいながら、朝9時以降を、ゆとりある気持ちで過ごすことで、余裕を持って、その他の業務をこなすことが可能なのです。(山下誠司)
早起きの習慣が人生を変える!
山下誠司氏の年収1億円になる人の習慣の書評ブログを続けます。山下氏は上司であるアースの國分社長から1億円稼ぎたければ、早起きを習慣化するようにアドバイスされます。ここから一念発起し、山下氏は早起きをはじめ、グループ内で早起き競争がおきます。この競争に勝利した著者の店の売り上げは上がり、その後店長に抜擢されます。当初は早起きのメリットを理解していなかった山下氏ですが、愚直に実践することで結果を残せたのです。成功している人からよいアドバイスを受けたら、それをすぐに行動に移しましょう。せっかくのアドバイスも実行しなければ、意味はありません。行動を起こさない限り、未来を変えることはできないのです。
朝早起きすることで、自分一人の時間が作れます。朝時間は一日のうちでもっとも生産性の高い時間ですから、誰にも邪魔されないこのタイミングでやるべきことに集中しましょう。私は毎朝、この時間で前日の振り返り、今日やるべきことの確認とポジティブなイメージング、読書などのインプット、ブログを書くことを日課にしています。朝4時に起き、これらのタスクを習慣化することで結果を残せるようになりました。
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人の長所にフォーカスしよう!
10歳離れたら外国人、20歳離れたら宇宙人だと思って接したほうがいいですよ。相手の気持ちを理解したいなら、社員の長所と、短所を、同じ数だけノートに書き出してみてはいかがですか?(新川義弘)
本書には成功するための36の習慣が紹介されていますが、相手との関係をよくする習慣についても書かれていました。著者の経営者仲間のHUGE(ヒュージ)の新川代表のアドバイスを信じ、山下氏は人間関係を改善していきます。著者はここでも成功者のアドバイスを実践したのです。
優秀な人に囲まれるには、「認める能力」が不可欠です。相手のネガティブなことにフォーカスするのをやめ、優秀な部分を見つけ出し、それをきちんと認めましょう。相手を認めることで、はじめて人は動いてくれるのです。 相手の「良い点」と「悪い点」を「同じ数」だけ言えるようにすることを習慣にすれば、人間関係はうまくいきそうです。
ノートに、社員の「長所と短所」を同じ数だけ書き出したところ、「なるほど、どんな人間にも、長所も短所も、実は半分ずつあるのだ」と思えるようになり、感情的になって叱ることも、あるいは、漫然とほめることもなくなり、後輩との人間関係が劇的に良くなりました。 人間関係でつまずいたり、周囲の協力が得られないときは、「相手の長所と短所を同じ数だけ、ノートに書き出す」ことをしてみてください(できるだけ多く書き出す)。
相手の長所をノートに書き出すことで、気持ちが落ち着き、客観的になれます。相手に対する偏見をなくすことで、人を公平に評価でき、関係を改善できます。相手の長所を見つけられれば、その人の力をより活用でき、Win-Winの関係を築けます。
まとめ
山下氏は上司のアドバイスに従い、早起きを習慣にすることで結果を残せるようになrました。また、経営者仲間のアドバイスを信じ、相手の長所にフォーカスすることで人間関係を改善し、売り上げをアップしたのです。成功している人のアドバイスを信じ、愚直に行動することが成功の秘訣であることを本書から学べました。
ブロガー・ビジネスプロデューサーの徳本昌大の5冊目のiPhoneアプリ習慣術がKindle Unlimitedで読み放題です!ぜひ、ご一読ください。
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