確信を持って言おう。シェイクスピアの言葉(「この世は舞台、人はみな役者だ」)には修正が必要だ。この世の”すべて”は舞台だが、 主役になれるのは”ほんの少数”だと。 そして主役に対して世界は望むものを惜しみなく与えてくれる。 シェイクスピアの時代、舞台と言えばそれは文字通りの舞台だった。 しかし今は、 リアルな環境と並んで各種のメディアもメインステージだ。 4分間のビデオであれ4時間のウェブ放送であれ、 140字のツイートであれ4000ワードのオンライン・ セールスレターであれ、 メディア向けのプレゼンテーションを考え、組み立てる能力が、 今、決定的に重要になっている。(ダン・S・ケネディ)
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トランプが大統領になれた理由とは?
ダン・S・ケネディ、ダスティン・マシューズ、デーブ・バンフースが書いた売るプレゼン 誰でも簡単にできる12のステップを読了しました。著者の一人のダン・S・ケネディは現代人には様々な舞台が用意されていて、それを活用すべきだと述べています。それぞれの舞台で的確なプレゼンテーションを行うことで、自分のプロダクトやサービスが確実に売れるようになるはずです。
メッセージとメディア(
聴き手(オーディエンス
実を言うと、これを知ることで、
あなたはそのパフオーマンス以上の信用を受けられるのだ。 聴き手はどんな人々か、どんな暮らしをしているのか、 日々何を経験しているか、 その心の最も深いところにある感情はどのようなものかを知ること だ。そうすれば、 プレゼンテーションは次から次へと人々の心にダイレクト・ ヒットを送り出すことができる。
成功のための12のスピーカーズ・フォーミュラ
スピーカズ・フォーミュラでは、プレゼンテーションを12の構成要素に分け、プレゼンのストーリーを組み立てています。この公式に従うことで、驚くほどプレゼンの成功確率が高まります。デーブ・バンフースのこの法則を信じて、自分のプレゼンテーションの型を作りましょう。
1、注目を集める
聴き手をプレゼンテーションに引き込む
2、共感を伴う関係(ラポール)を築く
人は自分が知っている人、好きな人、信頼する人から物を買う
3、信用を得る
あなたの話が信頼できるという保証を作る
4、問題に向き合わせる
相手の悩みや痛みを引き出し、明確にする
5、解決策を示す
あなたのサービス、プロダクトで解決策を示す
6、見通しを立てる
聴き手がアクションを起こすためのストーリーを作る
7、社会的証明
新聞記事やお客様の声などを活用する
8、メリットを示す
時間や労力を減らすメリットを示す
9、イレジスタブル(魅力的な)・オファー
聴き手がアクションを起こすための魅力的なオファーを用意する
10、ノーリスク保証
保証期間を長く設定し、行動しやすくする
11、デッドラインを設ける
早く行動する人のためにボーナスを提供する
12、アクションを求める
相手に何をしてもらいたいかを明確に伝える
自分の強力なプレゼンのスタイルを持つことで、顧客からのオファーを確実に増やせます。デーブ・バンフースはこの公式を活用し、109ヶ国、43種類のビジネスのための500を超えるプレゼンで成功を手に入れたとのことです。
多くのプレゼンテーターはプレゼンのデザインを気にしますが、顧客は自分の悩みを解決してくれるオファーを探しています。自分のプレゼンの型を作り、魅力的なオファーを提供することで、潜在顧客や見込み客を顧客に変えられるようになります。売るプレゼン 誰でも簡単にできる12のステップを読むことで、プロフェッショナルのプレゼンのテクニックを学べます。
まとめ
成功のための12のスピーカーズ・フォーミュラを身につけ、自分のプレゼンの型を作ることで、顧客を増やせるようになります。最高のストーリーのプレゼンテーションでも、顧客を味方にできなければ意味がありません。聴き手をプレゼンテーションに引き込み、関心を持ってもらえなければ、あなたは存在しないのと同じなのです。
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