ジョン・アップダイクの書く習慣を見習いたい!天才たちの日課 (メイソン・カーリー著)の書評

しっかりと習慣を守ること、それが最後までやり遂げるコツだ。(ジョン・アップダイク)

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天才たちの日課 メイソン・カーリー著)を読み返えすことは
私にとって、とても楽しいことです。
アメリカの作家・詩人として有名なジョン・アップダイク
ハーバード大学を卒業後、あのニューヨーカーでライターをした後
作家としてデビューし、数々のヒット作を世に出しました。
私も20代のころに彼の短編小説にお世話になったのですが
本書で紹介されている彼の習慣には、圧倒されました。

彼は書くことを日常にして、絶えず、書き続けていたのです。
1954年にニューヨーカーでデビューしてから、2009年に亡くなる日の数週間前まで
アップダイクは、書いて、書いて、書き続けたというのです。
天才たちの日課には、彼が書くことを決まった習慣にしていたという
以下のエピソードが、紹介されています。

書かないことはあまりにも楽なので、それに慣れてしまうと、もう二度と書けなくなってしまうから。だから決まった習慣を守るようにしているー毎朝自分の歯を削る歯医者みたいなものかなー

書かなくいことに慣れると、もう二度と書けなくなる」という彼の言葉には共感します。
私も毎日ブログを更新していますが、一度休んでしまうと
二度と書けなくなりそうなので、朝からブログを書く時間を確保してしまいます。
書くことを習慣化したおかげで、私は規則正しい生活を送れるようになり
土日も朝から書くことを意識するようになりました。
アルコール依存症で、先送りの天才だった私が、書くことで自分を変えられたのです。

私は毎日書かなければならない。それは成果をあげるためでではなく、習慣を失わないためだ。(レフ・トルストイ)<

多くの天才たちも、書き続けるために習慣の力を使っていたのです。 
書く時間や書く場所を決めるなどの努力をすることで
習慣化できるようになっていきます。
今は、アイデアが浮かんだら、すぐにEvernoteにメモができますから
書くネタが見つかったら、未来の自分のためにノートに保存します。

また、書くことを習慣化すると、自分の中で多くの知恵や体験が価値を持ちます。
いつも書き続けるためには、いろいろなモノをインプットする必要があるので
世の中を真剣に見るようになるのです。
自分の視点を変えることで、気づきを得られるようになります。
メモを見返すことで、記憶と記憶がつながり、アイデアが閃くようになります。

このように書き続けることが、脳を活性化させてくれます。
書くのをやめないのも、この効果を実感できたからもしれません。
天才たちの日課 メイソン・カーリー著)
紹介されている「努力型の天才」の言葉を読んでいると、自分に勇気を与えられます。
「破滅型の天才」は断酒した私にとっては、あまり参考にしたくありません。)
「努力型の天才」を見習って
ブログでのアウトプットを自分の良い習慣として、続けていきたいと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  

photo credit: 9-29-07 240 via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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