ブライアン・トレーシーに学ぶ、目標を達成するための6つのステップ

具体的に目標を定めるだけで、達成可能性はぐんと上がる。そして、仕事やお金に関する目標を立てなくても、お金は自然についてくる。イエール大学とハーバード大学の研究によれば、明確な目標のある人たちの収入はいずれも、目標のない人たちの10倍になるという。(ブライアン・トレーシー)


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目標を明確にし、それを書き出してみよう!

ブライアン・トレーシー極度集中 世界500万人が支持する最強の自己啓発入門書評ブログを続けます。本当にやるべきことを決め、それにフォーカスすると目標を達成できるようになります。その際、以下の6つのステップを意識し、目標を明確にし、自分の行動を変えてみると効果があります。
ステップ1 能力や時間など、自分を制限するものを外すまずは、人生の指針だけを見て、そこに至る道を考えよう。そのポイントは、どんな目標も必ず達成できると考えること。
目標を立てることを軽視するのをやめ、自分のやりたいことを明確にしましょう。その際、無理だという思い込みを捨ててみるのです。お金がない、経験がないという言い訳を捨てて、自分の可能性にかけてみるのです。

ステップ2 書き出す 目標を書き出したことのある人は、成人のたった3%しかいない。たしかに書き出すのは面倒かもしれない。しかし、書けばその手間以上の効果が必ずある。[引き寄せの法則]が発動するのだ。
具体的に目標を書き出すことで、自分の思考と行動を変えられます。「思考」や「感情」には常に「引き寄せの法則」が働いており、「似たものが引き寄せられ、現実として起こる」とブライアンは指摘します。「いいことがありそう」と思って過ごすとラッキーなことが、反対に「不吉な日だ」と思うとトラブルが続いたりします。自分が欲しいものにフォーカスし、ずっと考えたり、人に話したりすると、意外に簡単いそれが引き寄せられてきます。
ステップ3 目標の優先順位を決め、期限を設ける
私は逆算手帳100のWish List(夢リスト)を書き出し、それをいつ実現するかを決めています。未来のワクワクな自分をイメージし、そこから逆算しながら、優先順位を決めています。優先順位を決めて、やりたいことに集中すると結果を残せるようになります。

目標に向かって突き進む力は、期限によって生まれるといっても過言ではない。

デッドラインを設けることで、自ら行動できるようになります。締め切りを自分に言い聞かせることで、先延ばしも防げます。

目標達成のために行動を習慣化しよう!

ステップ4 必要なタスクをリスト化し、スケジュールに組み込む
目標を達成するためには、そのためのプランを作成し、タスクに落とし込むとよいでしょう。タスクを整理できたら、スケジュールやカレンダーに一書き込み、そのための時間を確保するのです。誰かと一緒にできることがあれば、どんどんアポをとって、日時を決めてしまうと行動できるようになります。アポイントをとり、人と話すことで何かしらの結果が生まれます。優先順位の高いことから、スケジューリングしていくことで、積極的に行動できるようになります。
ステップ 5実行する
Wish Listに書いた目標をは行動に移すことで、あなたの周りに変化が起こるはずです。とにかく何でもいいからやってみることで、自分を変えられます。行動によって、3つの変化が同時に起こるとブライアンは指摘します。

1つめは、すぐにフィードバックが得られることだ。もしやり方が間違っているのならば、そのフィードバックによってコース修正ができる。正しいやり方ができているとわかれば、集中して取り組める。2つめ、加えるべきアイデアが浮かぶこと。実際にやってみると、それだけで何か新しい発見が必ず得られる。はじめは少しやりづらさを感じていたとしても、より柔軟な方法や自分に合った方法を見つけることができるのだ。そして3つめ、自信が高まることだ。タスクをきちんとこなし、消化していくと、前進を感じられる。それがあなたによい刺激を与え、さらなるやる気が湧いてくる。それによって得られる自信は、あなたの成功の大きな武器になるだろう。すべてをポジティブに捉えることができ、逆境の中でも進むことができる。また、その物事を推進していくことでより集中力が高まり、より多くの目標を達成できるように感じられる。

目標を決めさえすれば、はじめの1歩は自然と見えてきます。勇気を持って小さな1歩を踏み出せば、次の2歩めが現われます。確実に、一歩づつ進んでいくことで、どんなに難しい目標も達成できるようになります。目標を明確にし、そのための一歩を踏み出しましょう!

ステップ6 継続する

着実に100%完了させるために、一度始めたら、目標達成につながる行動は毎日しよう。どんなに小さなことでもかまわない。「毎日、集中して行なう」というのが重要だ。

目標を達成するための行動を習慣化しましょう。いったん、自分の習慣になってしまえば、やらないことが気持ち悪くなります。よい習慣をいくつも身につけることで、自信が生まれ、より多くのことにチャレンジできるようになります。これでいくつもの目標を達成できるようになります。私もよい行動を習慣化したことで、逆算手帳に書いた目標を今までにいくつも達成しています。目標を書き、行動を習慣化することでたくさんの夢が叶うようになります。

まとめ

自分の人生をよくしたければ、本当にやるべきことを明らかにすることです。目標を明確にして、そのための行動を今すぐスタートしましょう。小さな一歩を踏み出したら、途中でやめずに、その行動を継続すべきです。「人は繰り返し行なう行為の集大成であり、習慣こそが優秀さである」という偉大な哲学者のアリストテレスの言葉を信じて、行動を習慣化しましょう。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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