今朝というかアメリカ時間の昨日の深夜はWWDC2012で
新型MacBookの発表がありました。
他にもiOS6、Mountain Lionの発表など盛りだくさんで
私のtwitterの深夜のタイムラインはAppleに完全にジャックされていました。
MBPやiOS6の話は専門メディアでチェックいただきたいのですが
今回のWWDC2012でAppleのGoogle包囲網ができあがりつつある印象を受けました。
スティーブ・ジョブズはAndroidを開発したGoogleを敵視していた事は有名ですが
今回のSiriの検索サービスの強化
iOSへのFBや新しいマップサービス(Maps)とその自動車搭載
飛行機のチェックインや、映画のチケット、店舗のクーポンとして
利用出来るようになるPassBookなどGoogleにとっては嫌なものばかり。
そして、それはGoogleの滞在時間の減少=広告費の減少に繋がる可能性が高いです。
Business Insiderには早くも凄いタイトルの記事が書かれています。
記事冒頭でもスティーブの怨念が紹介されています。
Before Steve Jobs died he told biographer Walter Isaacson he was,
“because it’s a stolen product.”
Androidは盗まれた製品だから、核戦争を仕掛けるというスティーブの伝記を書いた
Today, we’re getting a much better answer to the question.
Apple is at the start of a truly “thermonuclear war” on Google.
It’s clearer than ever that Apple really is going to attempt to kill Google.
AppleはGoogleを殺戮するための核戦争を今日のWWDC2012で
スタートしたと伝えています。
Siriでの検索強化やマップサービス 、PassBookのスタートなどローカル検索という
今後のモバイルの成長領域ででGoogleの検索を減少させてしまうサービスを
Appleは戦略的、広範囲にリリースしてきました。
iOSがシェアをとれば取る程、Googleの広告費は減少する恐れがあり
ビジネスモデルが崩壊する可能性があるのです。
そして、今回SiriはiPadにも採用されています。
タブレットはAppleの独占市場ですから、ここでのマップとSiriの連携は
GoogleにとってGoogle Mapsがタブレットで存在意義を失ったと言う事です。
死して尚、スティーブのGoogleへの怨念恐るべしですね。
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